2018年10月30日 (火曜日)

ファンクションジェネレーターの導入

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高調波発生器でもある、手持ちの低周波発振器。この発振器を使っていると、発振器の高調波が強いため、増幅器の歪みが良く分からなくなってしまいます。

そこで、安価で優秀な低周波発振器や信号発生器を探しているのですが、安価ではなかなか良いものがみつかりません。

安価なものは、僕の手持ちの安価な発振器と同様の高調波が多くでるものや、スペック不明のものです。仮にも-100dBの世界の計測に、スペック不明の発振器はまずいなぁ・・・・。
って、安価で高性能な発振器なんて、そうそう簡単には見つかりません。それにできれば小型でかさばらないものがいいのですが、高性能な測定器は基本的にはデカイです。

ん~~~~~、オークションでお目当ての発振器を競り負けた(予算オーバーで下りた)翌日閃きました。
いつも音楽聞いている音の良いスマホの発振器アプリはないのかな?
ってグーグルPlayで探してみると、ズバリそのものも含めていくつかのアプリが見つかりました。

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2018年10月25日 (木曜日)

小型マイクアンプのS/N その2

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前回の計測で、周波数特性が可笑しい。10k辺りから落ちてる。高域で落ちるのは判っていますが、15k辺りまではフラットな回路と定数のはず。
今回の小型マイクアンプは音創り研究会のキットの回路に、チップメーカーのデータシートの回路を加えたもので、僕がひねり出したのとは違って、回路の信頼性は高いです。

するとノイズ発生装置(安価なハードウェア)が怪しいです。ノイズ発生装置をいじ繰り回す前に、周波数をスィープする本来の方法で周波数特性を調べてみました。
WS(ウェーブスヘクトラ)とWG(ウェーブジェネレータ)を組み合わせて使います。サウンドインターフェースは諸般の事情で安価なUSBスティックタイプを使いました。

サウンドインターフェースのin/outをケーブルで接続して、LOOPさせた周波数特性がこれです。高域は良いとして、200Hz辺りから低域が下がっていますね。

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2018年10月23日 (火曜日)

小型マイクアンプのS/N

ちょっと前の小型マイクアンプの製作で紹介したマイクアンプのS/Nを計測してみました。PCB製作の試作ではありますが、それなりに考えて基板を作っています。
目標は3桁(100dB超え)に設定していますが、そんな簡単にはいかないのではないかと思っています。

まずは計測システムだけでの測定です。このフロアレベルが下限になります。ただし、計測は相対値で行っていますので、数字を絶対値と勘違いしないようにお願いします。
フロアレベルは、抵抗などの熱雑音以下にはなりませんし、技術の進歩で熱雑音のレベルは案外近いところに存在しています。抵抗値が大きいと、それが熱雑音のボトルネックになったりします。
・測定系のノイズレベル
Ua4fx
測定用のUSBサウンドインターフェースの入力を終端している状態です。50サンプリングの平均で計測していますが、今回の測定システムでは1khzで-126.82dBてした。
スペックでは-114dBですので、測定結果は多少甘めではないかと思います。

・マイクアンプ利得最大時の信号増幅
Balout1khz
低周波発振器で1khzを出力して、マイクアンプに入力、マイクアンプの利得を最大にして-5dBになるように発振器の出力を調整しました。マイクアンプは利得最大で動作しています。
ハデに高調波がならんでいますが、これは低周波発振器で発生しているのです・・・・そのうち、キチンとした低周波発振器用意します。
これじゃぁ、ANIのマイクアンプは高調波発生器と言われちゃいますね。
   
 

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2018年10月19日 (金曜日)

OPantenna2本でのノイズキャンセル その2

南北に設置したOPantenna 2本で構成したノイズキャンセルアンテナシステムと、2本のうち、北側の1本だけの通常の受信アンテナシステムは、当然ですが、ノイズキャンセルした方が良く受信できるわけですが、当然ではないケースも多数あります。
それはさておき、この二つのアンテナシステムを定量的に比較してみました。比較は7メガ、期間は約24時間、モードはFT8としました。
比較分析はコンテスト用ログソフト Ctestwinのログ分析を利用しました。

受信フレーム数はノイズキャンセルアンテナが3324フレーム、85エンティティ(マルチ)、通常のアンテナが2754フレーム、80エンティティ(マルチ)と、フレーム数では20%の差がありましたが、エンティティでは5%程度の差となっています。

・通常アンテナ(17mH OPantenna x 1)

Ani

・ノイズキャンセルアンテナ(17mH OPantenna x 2)

Ydp

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2018年9月27日 (木曜日)

OPantenna2本でのノイズキャンセル

160m_cancel

引っ越してきた当初はノイズも少なめでしたが、いつのまにかノイズが増えて160mのDXは苦しくなりました。
そこでノイズキャンセルで少しでも受信状況を改善しようと思って色々と試していますが・・・波長が長い160mは狭い空間(15m四方程度)では難しい・・・のが現実です。
ところが色々と試しているうちに、miniホイップとDXエンジニアリングのNCC-2の組み合わせだと、アンテナの間隔が1/4λ以下でもそれなりに効果が得られることが判ってきました。
ノイズキャンセルには2本のアンテナが必要です。僕のロケーションでは当然、かなり小型(短縮)でないと無理です。
そして160mのデジタルモードは受信は1840kHz、送信は1908kHzというスプリットですが、超短縮アンテナに取って、この周波数差は同一アンテナではカバーできません。
1908でSWRを下げると1840では受信感度が下がり、1840で調整すると1908ではSWRが高くて送信できません(フルサイズとか大きなアンテナならなんとかなるでしょうねぇ・・・)。

というわけで、送信アンテナ1本、受信アンテナ2本(ノイズキャンセル運用)必要になります。受信は小型アンテナが望ましいので、頑張ってOPantennaを作っていたわけです。
全長30cm程度のチビですが、一応全長4m程度のスクリュードライバーよりよく見えているようですが、データが取れるFT8モードなので、データで分析してみました。
JTDXの画面ですが、右がスクリュードライバー、左はOPantenna 2本でノイズキャンセルして受信している様子です。

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2018年9月25日 (火曜日)

最終ロット販売開始: シルバーイーグル換装キット DXM-104 売り切れました

Contents先にネット販売をおこなったDXM-104ですが、あまりの人気に1日足らずで完売してしました。

その後、買い逃した多くの方から強い要望があったことから、再度販売させていただくことになりました。

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2018年9月17日 (月曜日)

ローバンドシフト

Photo

基本的に24/365で運用中のpsk reports運用バンドを従来の7・10・14・18メガから、秋冬シーズンの1.8/1.9/3.5/7メガへ変更しました。

最近、160mでDXが見えるようになってきたので、全長4mのスクリュードライバーと比較してみましたが、同じ高さに上げたOPantennaの方が2-3dB程良いようです。
アンテナの差というよりも、外来ノイズの強さが高い、低いということかもしれませんが、OPantennaの方が良くデコードします。

160mでも、ウラル山脈を超えたヨーロッパ(地図上では緑の印)も見えるので、全長30cm程度ですが、結構イケてるのではないかと思っています。

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2018年9月14日 (金曜日)

小型マイクアンプの製作

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PCB基板が作れるようになったので、本来の目的(?)であるマイクアンプを作ってみました。音創り研究会を立ち上げた当初にキットで販売したDMS-05Dをベースに、出力を不平衡から、機材に繋ぎやすい平衡出力としました。
小さいだけなら表面実装部品を使えばラクだけど、今回はスルーホール部品を使う前提です。
平衡出力は専用のチップを使って1チップで済ませています。また基板が小さいサイズなので、どうせなら小型のケースにいれちゃおう・・・ってことで、タバコの箱サイズ(HWD2x7x9)のタカチのモバイルケースに入れてみました。
残念ながら、小型のケースは、ケースとしてのバランスの関係で、縦・横が小さいので当然ながら高さも低く、キャノンコネクタは収まりません。
今回は小型化を最優先して、コネクタはフォンジャックとしました。
一般的なフォンプラグ、キャノンジャックの変換ケーブルを使えば、キャノンコネクタの機材に接続できます。
ケースの高さは20mm程度、ツマミは手持ちの一番小さいものですが、やっぱり大きいですね。もっと小さなツマミを探してみます。

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2018年9月 8日 (土曜日)

音創り研究会の通販を再開しました。

たいへんお待たせしました。

音創り研究会の通販を再開しました。TDKのパッチコンコアなどをご用意しています。
数に限りがありますので、お早めにご注文下さい。
なお、シルバーイーグル換装キット DXM-104 は売り切れました。

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2018年8月27日 (月曜日)

ハムフェア2018終了 :来場御礼

P_20180825_105906_vhdr_auto暑い中、ハムフェア2018 音創り研究会ブースにご来場いただき、ありがとうございました。

●砲弾型クリスタルマイクをご購入の方へ

【こ連絡事項2】砲弾型クリスタルマイクDXM-02SをICOM機で使用される方へ   

【こ連絡事項1】砲弾型クリスタルマイクDXM-02Sに付属しているスタンドのマイクホルダーは使用しません!

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2018年8月10日 (金曜日)

MA-5Bのマッチング

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クッシュクラフトのMA-5Bは、HFハイバンド5バンドに出れるコンパクトなアンテナです。

エレメントは約5mと、20mでは短縮率50%て効率は良くありませんがRDP+α程度には働きますし、元々RDPの17&12mは、他のエレメントの影響で、ほんの少しゲインが取れているようです。

2本のラジエーターの中央にある黒い箱の中にマッチングユニットが入っていて、2本の同軸に同軸で給電しています。
僕はMA-5Bに6m用のパラスチックエレメントを追加して、20~6mまで6バンド化していますが、本来の動作に支障がでてしまい。給電点にコイルを追加しています。それでもSWRの底は1.3程度のバンドがあり、これ以上追い込めず、そのままで使っています。

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インピーダンス変換アダプタ

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先日の記事で紹介したステップアップトランスの回路を変更して、電流通過型にして、OPantennaなどに使えるようにしました(写真上)。
ついでに、手持ちの1:4(50Ω:200Ω)の変換トランスも同じように電流通過型にしてアダプターにしてみました(写真中央)。

検証用として10Ω4バラで2.5Ωのダミー抵抗も作ってみました。
10Ω抵抗を4本束にして使うと2.5Ωのダミー抵抗のできあがり。
耐電力は1W弱だけど、トランス動作の確認用です。
上と中の1:xの1側にダミーロードを接続、2.5Ωがステップアップして、10Ω(1:4)とか、40Ω(1:16)程度になっているのかをアンテナアナライザで確認します。

テストの結果はまずまずで、ちゃんとステップアップしていることが確認できました。
アダプタをOPantennaの根元に接続してみると、ロスが減った6-8dB程度良くなりました。

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2018年7月26日 (木曜日)

MXL R144のトランス換装

お手頃な価格で入手できるリボンマイクとして、MXL R144は人気があるようです。お手頃価格ではありますが、ズッシリとした大柄なボディ、そしてふくよかなリボンマイクの音質を楽しむことができます。
このR144のパフォーマンスを数段向上させる手段として、トランスの換装(交換)があります。音作り研究会のリポンマイク用トランス"響"への換装の勘どころをご紹介します。
トランスが入っているケースをそのまま使う方法と、ケースは使わない(外したまま)方法があります。ケースに入れなくても、問題ない場合が多いようですから、工具(ドリル等)が揃わない場合や、加工が面倒ならケース無しが良いでしょう。
響からは5本の配線が出ています。白、白(印付き)、青、赤、黒の5本です。白2本はモーターへ、青、赤、黒はキャノンコネクタへ接続します。
白二本はモーターにこんな感じで配線して接続します。白は印付を中央に、無印を外側に接続します。

P_20180726_161930_vhdr_auto 響からでている白線はリボンからの微弱な電流がスムースに流れるように、極太電線になっているので、配線を通す穴は必要に応じて広げてください。

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2018年7月25日 (水曜日)

オペアンプ出力インピーダンスのステップアップ

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オペアンプの出力インピーダンスは一般的に低いと言われていますが、今回OPantennaに使っているADA4857も図表(データシートより引用)にあるように低いです。10メガで1Ωsign011メガでは0.1Ωです。

出力インピーダンスは周波数が高くなると同じように高くなり、また利得が大きいと出力インピーダンスも高くなるようです。

OPantennaでは基本的にG=2で使っていますが、今回はテストする基板の関係で、利得が大きいG=5程度に設定した状態でのテストです。

利得で出力インピーダンスが変わるとはいえ、10メガで1Ωが2Ωになる程度の変化ですので、傾向を見るのならば問題は無いと考えました。

G=5程度になっている基板に、前回の記事で紹介した1:16のステップアップトランスを出力に挿入してその効果を見てみました。

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2018年7月22日 (日曜日)

1:16変換トランス

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OPantennaに使っているオペアンプの出力は、ローバンドでは1Ω前後と推測されます。

無線機としては50Ωかそれ以上で待っているわけで、ミスマッチによるロスは結構大きいと思います。

データシートによれば、周波数が高くなると出力インピーダンスも上がるとのことですが、ローバンドではかなりのロスが発生していることになります。
そこで、試しにOPantennaの出力をインピーダンス変換トランスでステップアップしてみることにしました。
手持ちの1:4で試してみましたが、確かにロスが減って、全体的に出力レベルが高くなる気配(笑)が感じられました。
ただ、1:4では全然足らない感じ。まぁ、オベアンプの出力インピーダンスは12.5Ωもあるはずないですからね。あった方がマシって程度です。
オーディオなら高速バッファチップを入れて力業で押すのもアリですが、高速バッファといえど、オーディオ帯域の話。
短波帯の高速バッファチップなんてありません。ADA4857の2回路版にして、もう一発をボルテージフォロワーで入れる感じかな。いまさらソースフォロワやエミッタフォロワも面白くありません。

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2018年7月14日 (土曜日)

プリント基板完成

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海外(中国)へ発注したプリント基板が無事に納品されました。KiCadで生成したガーバーデータを入稿してから1週間前後です。
もちろん、送付はFeDexやDHLにしていますので、送料分は高くなったけど、やはり早く作りたいですからね。
基板に部品が載ってますが、実装までお願いしたのではなく、届いた基板に早速部品を実装してみました。

基板はテストを兼ねて2箇所に注文しました。黄色の基板はFusionで、先週の木曜日に入稿、DHL納品にしたところ、丁度一週間の水曜日に納品されました。
DHLで急ぎ納品にしたのに、全然早くないという評判を見かけましたが、早かったです。不評だから送付方法を変更したのかもしれませんね。

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2018年7月12日 (木曜日)

ハムフェア2018 今年はクリスタルマイクです

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音創り研究会
は今年もハムフェアに出展します。

ハムフェア2018、音創り研究会のブースはC-024です。みなさまのご来場をお待ちしています。

追加情報

8/20訂正版 音創り研究会(ブース番号C-024) クリスタルマイクの販売方法に関しまして

●8/17 ハムフェア2018 音創り研究会 中古品販売のお知らせ

●8/11 ハムフェア2018 音創り研究会 販売製品についてお知らせ

●8/4 ボーカルマイクの形をしたクリスタルマイク(DXM-01P)

●8/3 砲弾型クリスタルマイク・キットの『キット』の意味は?

●8/2 砲弾型クリスタルマイクロフォンと無線機

●7/30 シルバーイーグル換装用クリスタルマイク・エレメント

リボンマイクキットは放送局を始め、朗読や和楽器の演奏家の方々からご好評をいただき、更に発展させた形を模索中です。
今回、ひょんなことからクリスタルマイクのエレメントを入手することができました。
恐らく世界広しと言えども、純粋なクリスタルマイクエレメントの製造は入手先のみで行っているのではないかと想像しています。

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2018年7月 9日 (月曜日)

LED作業灯の修理

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数年前に安価なLED作業灯を購入、便利に使っていました。LED作業灯には、従来の懐中電灯にあるスポット照明と、作業範囲全体を1明るくする面発光がありました。

面発光といっても安価ですから、LEDを20個ばかり並べただけですが、スポット照明より便利です。
何が便利かといえば、LED作業灯を作業場所の近くに置いて、両手フリーハンドで使えるからです。
ヘッドライトはもっと便利ですが、そこまでは・・・・なら、作業範囲全体を明るくしてくれる作業灯が便利です。

昨年から肝心の面発光が不調です。最初はときどき暗くなったりしてましたが、最近は点灯しなくなっちゃいました。

このLED作業灯のスイッチはプッシュ式で、OFF→スポット→面発光→OFF以後繰り返し、という方式です。
面発光は電流が沢山ながれますので、たぶんプッシュスイッチの接点不良だと思います。このままでは、買い換えるか捨てることになります。

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2018年7月 6日 (金曜日)

OPantennaでpskreporter始めました

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短波帯と比べて中波帯の感度が良すぎるので、HPFを入れたところ、うまく中波帯をブロックできたようです。

そこでプローブのサイズや回路定数を調整して、利得を得られるようにしたのを試作最終版としてpskreporterへのスポット用受信アンテナとしてマストの上に取付ました。
地上高は17m程度かな?

ヤギの上1m程度のところですから、実質地上高は大したことはありませんが、それなりに見通しできるので、このように結構聴こえるように感じています。
図は7月6日22~23時JSTの一時間で、7/110/14/18の4バンドで受信できたFT8の局がプロットされています。

コンディションはあまり良くありませんが、今まで使っていたアンテナと比べて、かなり多くの信号が見えています。

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2018年6月30日 (土曜日)

KiCadでプリント基板

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最近はOPantennaの実験&テストばかりしています。作っては計測して、実際にテストして・・・の繰り返し。

行きつ戻りつ、段々煮詰まって回路も定数も「これしかない」って感じになってきました。同じ高さに上げたフルサイズバーチカルよりは劣りますが、モービルホイップなんかより良く聴こえます。

苦労して、定数を煮詰めたハイインピーダンスのハイバスフィルター回路をフロントエンドに入れたので、中波帯が程よく押さえ込まれて広帯域のSDRでも普通に使えるようになりました。

外径22mmのパイプに仕込むため、基板の幅は20mm程度にする必要があります。別に幅広でも良いのですが、細身の方がカッコイイでしょ 。でも、2.54mmピッチの普通の基板だと幅が6~7穴しかありませんので、ユニバーサル基板にチップ部品とか、小型の抵抗などを詰め込んでました。

チップ部品で作ってみたいなぁ~と思っていたのですが、やはり基板がネックです。


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2018年6月21日 (木曜日)

ハイインピーダンス回路とBB

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ブレットボードは簡単な実験にとても便利ですが、その構造上、どうしても隣のラインと浮遊容量が発生してしまいます。

凹型の金具がならんで、部品の足を挟む構造ですから、致し方ありません。測ってみると約3pF、一つ飛ばしても0.7pFの容量があるようです。

つまり、2.54mmピッチで隣り合わせで10pFのつもりが、実際は10+3=13pFになっているし、コンデンサを入れたつもりはなくても、隣同士では常に3pFのパスコンが入っていることになります。

と大げさに書きましたが、短波帯の回路ではそれほど気にする必要はないなーと思っていました。
ところがOPantennaの実験で10kΩのハイインピーダンス回路、ハイパスフィルターを実験して、シミュレーションとは全く違った結果になったので、暫く悩みました。

入出力のインピーダンスが50Ωの普通(?)の場合は、結構シミュレーター通りに再現するんですが、今回はグラフの形自体が異なるような「全然駄目駄目」状態でした。

グラウンド不足かと思って、ブレットボードの下にブリキ板を敷いて、アースしてみても・・・・駄目でした。ブレットボードとは一点アースだったからかな?

フィルターはコイルとともかく、コンデンサの値を細かく取り替えてみて、特性を煮詰めていくので、毎回ハンダ付け、取り外しでは調整にくくて・・・

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2018年6月14日 (木曜日)

BCB(中波放送阻止フィルタ)を作ってみた

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試作したOPantennaをテストしています。中波~20メガあたりまで、大きさからは想像できないほど高感度なんですが、ブロートバンドで高感度ということは、全帯域で出力レベルが高いということです。
ですから、広帯域フロントエンドのSDRや、短波ラジオにはちょっと辛いのが難点。特に中波が半端ありません。
僕の場合、FENの送信タワーが見えそうな距離ですし、TBSの送信所も見通し距離です。
7851にOPantennaを接続すると、954kHzのTBSがS9+55dB、しかも-21dBのATT入れてです。つまりS9+76dB程度で受信できます。
手持ちのDEGEN DE1103の外部アンテナ端子に接続すると、ローバンドでは至るところで中波放送のカブリが確認できます。
中波が強すぎてDE1103のフロントエンドが飽和しちゃってます。アッテネータという手もありますが、頑張って増幅したのを全部弱くしちゃうのはもったいないので、不要な中波帯を削除(いや、弱くする・・・です)すべく簡単なハイパスフィルターを作ってみました。
以前11素子のゴツイ奴を作りましたが、今回は3素子のお手軽版。中波のかぶりが消えればいいだけの簡単なヤツ・・が設計コンセプト。
バタワースなので、部品も10%誤差程度のものでもそんなに特性がズレないと思います。コイルもマイクロインダクタで済ませてます。

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3素子では160mは犠牲にしないと中波は阻止できません。でも3.5メガのロスは0.25dBとマズマズだと思います。特性も綺麗です。

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2018年6月10日 (日曜日)

Bias Teeの製作

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Bias Tee(バイアス・ティー)とは、1本の同軸に直流を混ぜたり、分離したりする装置のことです。
つまり、一本の同軸で、電波に加えてDCも流して、アンテナ直下のプリアンプ等に電源「も」供給したりする場合に、無線機側で一個、アンテナ側で一個の合計2個使います。バイアスティーの間を接続する同軸は、普通の同軸で使えます。

OPantennaには電源が必要なので、バイアス・ティーを使って電源を供給しています。
新たに電線を這わせることなく、アンテナの給電点等にDCも送れる便利な装置です。

バイアス・ティーの回路は簡単で、電波(高周波)だけ流れるコンデンサーと、DC(直流)だけ流れるチョークコイルを組み合わせます。同軸のin側とout側、それにDCのinもしくはoutがTの文字の形に接続されることからバイアスTと呼ばれるようです。

回路は無線機側とアンテナ側で共通です。
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2018年6月 9日 (土曜日)

新OPantenna 試作品完成

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改良がほぼ落ち着き、ケースに入れた試作品が完成しました。試作品は三種類です。
160mを意識したスペシャル版、3.5以上のHF帯をカバーする標準品、利得が少ないけど、ノイズの少なさでは抜群の基準品です。
標準品と基準品は上二つで13cmと同じサイズ。スペシャル版は21とちょっと長くなりましたが、160mから短波帯全体をカバーするアンテナとすれば、十分短いです。
一番下は比較対象のハンディ機用のラバーアンテナとミラクルチューナー。この組み合わせで1.8メガ430までSWR3以下に調整できます。
同調させれば結構聴こえますので、適当なロングワイヤーよりも使える感じですが、毎回ホイップの根元で手動チューニングが必要なので、屋根の上に上げるアンテナではありません。

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2018年6月 7日 (木曜日)

OPantenna ADA4857版 Ver.7&HPF

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OPantenna ADA4857版 Ver.7は利得の周波数特性を少しいじれるようになりましたので、HPFと組み合わせて、アンテナ全体の周波数特性が良くなるように調整してみました。
利得を取れるようになると、今までの馬なりとは違って、帯域無いに変なピークができないようにしようと思います。そりゃ平坦な周波数特性が綺麗だし、使いやすいですよね。
と思って頑張ると、今までの積み重ねた「馬なりで利得至上主義」とはかなり方向性が異なって、定数を全体的に見直すことになってしまいました。
もっとも、部品は少ないですが、結構な数を試行錯誤が必要です。
半徹夜で作業して、誤って4857を一個飛ばしてしまいましたが、今のところこんな感じの周波数特性になりました。
水色線は定数の調整による変化、一番下の赤は定数を決めた実験用小プローブでの特性。上の赤はプローブの大型化で感度を上げた状態です。
-18dBを超える辺りでフルサイズのバーチカルとほぼ同程度のS/NでDXが見えます(デジタルモードで計測)。

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2018年6月 4日 (月曜日)

OPantenna ADA4857版 Ver.7

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Ver6では利得を追求して、利得に関しては十分なレベルになりましたが、中波帯では利得がありすぎる結果となりました。
また、平均的に利得が高いため、フロントエンドが弱い短波ラジオやSDRでは使えないアンテナになってしまいました。
Ver7では、利得を抑え気味にして、幅広い機種の受信機に対応できるようにしました。
また、中波帯の利得を抑えて、短波帯の利得を確保するようにしました。
その対価として160mでの実用感度が下がっています。160mは春~秋までは殆ど運用しないので半年程度はアンテナが無くてもいいかな?と思っています。

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2018年5月31日 (木曜日)

OPantenna ADA4857版 Ver.6

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OPantennaのADA4857版Ver3では、中波の感度が高すぎて、954kHzのTBSが59+80dB以上で受信できます。
IC-7851でも受信していると多少ざわついた感じになりますが、デジセルで凌げます。でもSDRではHF帯全体でノイズレベルがダンスしちゃって完全にオーバーフローです。
中波帯の感度が下がればいいわけですが、なんせ入力インピーダンスは22kΩと非常に高いので、HPFも簡単には行きません。コイルはともかく数pfのコンデンサでは調整はほぼできませんし、ちょっとした浮遊容量ですぐ同調点が変わってしまいます。
そこでユニティゲインのボルテージフォロワーは終わりにして、初代同様多少利得を持たせて
中波帯での利得を押さえることにしました。
グラフのように、赤線と比べて緑と青の利得を持たせた方が中波帯での感度が落ちています。また5メガ付近から上ではボルテージフォロワーよりも利得が取れています。
今回はG2(6dB)で設定していますので、赤と青では20メガ付近で6dBの差があります。

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2018年5月27日 (日曜日)

JA6ENL Digital WAZ 受賞

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Digtal WAZはWAZのデジタルモード部門(RTTY以外の全てのデジタルモード/モード混合ok)として、2000年1月1日以降のQSOが有効とされています。
全世界40ゾーンを2wayデジタルモードで交信してQSLを米国CQ社に提出、審査の後認められます。

別途記事にあるように、僕がNo.1をいただいたのですが、No.2はJA1ADNさん、No.3はJI4PORさんが受賞されています。
先日JA6ENL 高野さんからDigital WAZ No.16を受賞されたとの連絡を戴きました。JT65/9モードでのQSOで達成されたとのこと。
WAZマネジャーから承認の連絡後、賞状が手許に届くまで半年ほどかかるのは変わっていないようで、高野さんも心配されたとのこと。無事賞状が届いてホッとされたことと思います。また、同時に賞状を手にすると受賞の喜びがふつふつと沸いてきていことと思います。
高野さんがDigitalWAZにチャレンジする切っ掛けが、このブログにある僕の記事だったとのこと。大変嬉しく思います。今からチャレンジするならFT8をメインのモードになるのかな?
高野さん Digital WAZ 受賞、本当におめでとうございます。

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2018年5月12日 (土曜日)

ハイインピーダンス回路のHPF

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ADA4857の低歪み性能で助かっていますが、中波放送が+70dBオーバーで無線機に流れ込むと、無線機側で問題が発生しそうです。
今のところローバンド受信時にはデジセル使って事なきを得ていますが、SDRなどの広帯域フロントエンドには辛いアンテナになっています。

そこでOPantennaのTopにHPFを入れてみました。OPantennaのフロントエンドは言わずもがなのハイインピーダンス回路です。
部品配置や間隔で定数がコロコロ変わりますので、シミュレーションどおりにはなりませんし、再現性も悪いのですが、やってみることに・・・・

トライ&エラーで数日、基板のスルーホールが駄目になるくらい試してやっとこんな形になりました。954kHzのTBSが10dB程落ちてます。

フィルターの特性で2メガ付近にピークが出来ましたが、丁度そこは160mなのでヨシとしても、3メガ以上で挿入損失がでています。

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2018年5月10日 (木曜日)

OPantenna(ADA4857版)のチューニング

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4857版のOPantennaをチューニングをしています。
OPantennaは部品点数10個程度の簡単な回路ですが、アンテナですから机の上では動作しても、外に出すと発振したり、混変調でヘロヘロになったりと、トライ&エラーの繰り返しです。

特に自宅はTBSやFEN等中波の強電界なので、厳しい条件でテストできますdanger

チューニングはADA4857の優れた歪み特性を活かした方向(チップ任せとも言う)なんですが、感度をあげると中波帯の放送で混変調が起きるし、対策としてマージンとって感度を下げるのもつまらないので、ギリギリの線をめざしちゃうのが僕の悪い癖。もちっと妥協せねば終わりません。

今回の変更で出力側の発振止めの抵抗を抜いてしまいましたので、容量性負荷で発振しやすくなっています。
でもやはり抵抗で消える6dBはとてつもなくデカかったのと、発振止めの抵抗無しでも5D2V30mで発振していません。普通はなくても大丈夫かな?と考えて出力の抵抗を抜いてます。

4857の回路検討はBBでは上手くできないので、ユニバーサル基板に組んでますが、3枚目になりました。

試作基板はビギナーズラックともいえる上出来でした。その後のVer1は部品配置がまずかったのか発振が止まらず廃棄。
Ver2も余計なコトをしているのか、発振気味でご機嫌斜め、かなり大人しくチューニングしないと安定しません。

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«OPantenna ADA4857版 中々良い調子