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2004年1月13日 (火曜日)

大雪とアンテナ

今晩から明日にかけて天気は大荒れで、ずいぶんと雪が降るようです。天気予報では一晩で80cmとのこと。80cmですよ!!
これは凄い。これだけ降るようだと、雪が小降りになった時に何回も雪ハネをすることになるのではないかな?皆さんどうか、お気をつけて。

僕はスキーバカだった時期もあって、社会人で且つ東京に居ながら、会社を数日しか休まずに年間50日以上雪の上に立ったこともある。
ちなみに年間50日スキーをするのは、10月の終わりから5月の連休まで全ての週末と休みにスキーに行く状態になる。(笑)
北は北海道から西は八方尾根まで、新潟・群馬・長野は毎週のように行く感じ。

さて、無線である。この雪というヤツは無線にも多大に影響がある。雪は氷なので水と同じように導体です。雪が降ると雪の結晶同士が空中でぶつかってバチッ・・・って雑音になります。つまり、雪が降ると「ザ~~~~」って雑音が発生することがあります。これをスノーノイズといって、雪国のアマチュア無線家を悩ませます。

また、雪がアンテナに積もると、当然ですがアンテナの周波数が狂ってしまいます。やっかいなのが、雪がアンテナ線にくっついて徐々に大きくなり、アンテナ線が重みで切れたり、アルミバイプが折れたりすることがあります。特に新潟の沿岸部のように湿った雪だと、このような現象が発生しやすいようです。

ちょうど一年ほどまえ、東京に雪が降った時のこと。途中で雨に変わってすぐに雨も止み、晴れて急激に冷えた夜がありました。雪は雨で溶けているので大丈夫だろうと思って無線機のスイッチを入れても全然聞こえません。
変だなぁ~と思ってベランダにでてみてびっくり。雨で溶けた雪がカチカチに凍って全てを覆っているのです。さしずめ、ベランダはアイススケートリンク。アンテナ線は3倍位の太さになって、月光にキラキラ輝いていました。
ちょうど氷でパックしたような感じ。
重さでアンテナ線が切れないか心配でしたが、どうすることもできませんでした。もちろん、SWRは無限大。
雪国の無線家のご苦労が少しわかった経験でした。

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