ジャンパーピンとキャパシティハット
PCの設定用として良く使われるジャンパーピンですが、最近はジャンパーレスの設計が多くなり、昔のようにお世話になったり、ピンセットでつまんだ拍子に「ぴょ~~~~ん」と飛んでしまい、途方に暮れることもなくなりました。
モービル用のアンテナにキャパシティハットを付けているのは以前ご紹介しましたが、単純に4本の棒を付けたものです。本当は4本の棒の先端をそれぞれ電線で結んで□形にした方が良いわけです。
以前は1mmのピアノ線に直接ハンダしましたが、傘を広げた状態でハンドリングが大変悪い。また、誤って切ってしまったりすることが多々ありました。
なんとか脱着式にしたいなぁ・・・・と思いをめぐらしたところ、PC用のジャンパーピンが使えそうとヒラメキました。現物合わせすると、ピッタシ!
緩くもなく、ちょっと張力をかけた状態でもキチンと場所を保持します。これでキャバシティハット用のピアノ線に細い電線で□形にハットを付けられます。
電線は重さの制限から0.12mmの10本縒り線を購入しました。ジャンパーピンと電線は、ジャンパーピンのもう一つの穴に1mmのスズメッキ線を差して、抜けないように電線と一緒にハンダします。もう片方の穴を1mmのピアノ線に通して装着するとこんな感じです。
最後に電線部分をボンドで固めて応力集中による断線防止処理をしようと思っています。こんな細いピアノ線と電線のキャバシティハットなんて・・・とバカにすることなかれ。
3.6mのロッドアンテナに自作のキャバシティハットを付けると共振点が21メガから12メガまで落ちるのだ。コイルで短縮するよりも効率は良いのではないかと思います。キャバシティハットの直径は約1.5mありますからデカイ。でもとても軽いですよ。
(本当は14メガ狙いだったのですが、少しハットが大きすぎたようです)
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