マイク系の設定 その2
マイク系のセッティングもあって、色々なバンドに出没してQSOをしてみました。マイクプリのvocal設定とノーマルの差を調べる目的だったのですが・・・・。
どうも差があまり無いようです。ヘッドホンでモニターすると結構な差があるのですが、どうも無線機のフィルターの帯域から外れた低い周波数帯での差が顕著なようで、実際にQSO中に切り換えてもモニターした時のような差がないようです。
う~ん100hz辺りって、耳には聞こえるけど、確かに無線機ではカットしてしまうことが多いのですね。試しにIC-706でモニターして見ましたが、少し差はあるんですけど、モニターしている時のような変化ではありません。
10局程度交信したのですが、こちらから何も聞いていないのに「綺麗に聞こえています」と2局から言われました。無線を長くやっていますが、殆ど言われたことがないので一応効果はあったのかな?と嬉しくなりました。
また「強力に来ています」と複数の交信で言われました。
確かに今日は国内のコンディションがとても良かったのですが、移動局のパイルアップでもいつもより早く取って貰えたように思います。
加工面ではリミッター+リミッティングアンプ+スピーチプロセッサーの組み合わせなんですが、どうもNT3で低域が広がったところにマイクプリのリミッターが効いて、いい按配でプレゼンスが向上したようです。
リミッターがピークをカットしているためにリミッティングアンプが効率よく働いて、レベルが揃ったところを無線機のスピーチプロセッサーで底上げしている・・・って感じでしょうかね??
一応、いい変調(と思う)の局を選んでQSOした結果ですが、皆さん音質を訪ねると幅が広がっていないか確認されるのですね。確かに普通の無線機ではソコが心配になるわけですが、IC-756Pro2はDSP変調なので、幅が広がることは殆ど考えられません。
各局のレポートは、スピーチプロセッサーを入れた状態ですから、それを割り引くと満足です。もちろん、スピーチプロセッサーを外せば音質は向上すると思いますが、今度はパワーがないと飛ばなくなっちゃいます。
リニアとかあれば別のセッティングでしょうね。
今の状態は、飛びと質のバランス点かな・・・って思っています。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント