マイク系の設定
マイク系の各アンプの設定なんですが、だいぶ決まってきました。
VAX局がmarkVでは8時~9時の間とレポートされていました。僕のところのIC-756Pro2でも全く同じで8時45分(つまり、9時のギリギリ前)あたりがベストポイントのようです。
無線機のスピーチプロセッサーはピークで7db程度に設定していますが、殆どプロセッサーのメーターは動きません。たまに音声のピークでピクッ・・・と動く程度のレベルです
マイクプリアンプは一応念のためにリッミッターを効かせていますが0dbを超えることが無いようなレベルに設定して、アッテネーターを入れてKE-01のマイク端子へ入れています。
出力レベルを下げれば、アッテネーターは不要なんですが、マイクプリのメーター光らせたいじゃないですか?買ったばっかだし・・・(笑)
KE-01は、リミッティングアンプを10db程度入れて、ゲートも入れていますが、イコライザーは普段はスルー。DX用に高音を強調してローカットしたパンチのある設定にしました。
最初は無線機側のマイクゲインを10時~12時程度で色々試したのですが、なんかおかしい。ときどき声のピークが割れる。最初は回り込みかと思いましたが、あれこれ配線をいじっても変わりません。
途中で今井さんのプログに書いてあったことを思い出して試してみると・・・・パッチリでした。
本当はKE-01のマイクアンプをスルーして、その後ろにマイクプリアンプの出力を入れてあげるとレベル的には良いのではないかと思います。
また、マイクプリアンプのwarmの掛かり方が、信号レベルに比例するようで、ある程度の出力があった方が具合がよろしいようです。ドライブ調整ができればこのようなことは無いのでしょうけど・・・。
実際のQSOでは「明瞭度が高い変調」とか、「すっきりして明るい音」とかのレポートを頂くことができました。今回のセッティングでは、マイクプリのvocalでwarmアップしただけですので、コンデンサーマイクのNT3の特徴がそのままなのかな?と思っています。
もちろん、マイクは一本しかありませんから比較したわけではありません。
モニターでは丁度良い具合なんですが、実際の変調を別の無線機(706)でモニターすると、ちょっと音の厚みが少ないように聞こえます。
もう少し中低域が厚めの音が「良い変調」のように感じていますので、マイクプリのvocalをやめて、warmアップするだけの設定でレポートを貰ってみます。
また、今は756pro2はwide(2.9khz)ですが、MID(2.6khz)でも試してみようと思っています。
いゃぁ、遊べますねぇ・・・。とっても面白い。
今回の収穫
・マイクが良いと、その後の加工効果も良くわかる。入り口はとっても重要。
・8000円のマイクプリアンプには期待していませんでしたが、自作や無線用のマイクアンプとはモノが違いました。
・KE-01のリミッティングアンプって良く分からなかったけど、その効果は絶大だった・・・。
・真空管の持つ独特の歪み(?)の効果を初めて感じた。
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コメント
お!! セッティングが煮詰まってきてるようですね♪
ヴォーカル録り用のマイクは、無線用のやつより、線が細いですが、繊細で表現力が格段に優れてる印象を受けました。オンマイクだと近接効果で少しは太くなりますが、離れると、かなり細いですね。。。
私も随分イコライザを弄ったのですが、結局オールフラットにどんどん近づきつつあるセッティングになって行きます。(^^; ただ、低音を膨らませると、相応に高音も上げないと、「こもった」感じになってしまいますね。
>メータ光らせたいだけ・・・・
ありがちです。(^^) 私もそうです。(笑)
投稿: JF1JPC | 2004年6月 5日 (土曜日) 11時45分
最初はオフマイク気味で調整したんですけど、どうも上手くないわけです。
今回アップしたのはオンマイク気味での状態でセットしています。無線用マイクとの違いはご指摘の通り、繊細さも含めた表現力ですね。これには驚きました。
NT3はオンマイクでもヌケの良い、明るい雰囲気なので、もうチョット煮詰めるといい感じになりそうなんですけど・・・。
調整していると自分の耳がオカシクなるので、毎日少しずつコツコツと・・・とやる必要がありますね。
投稿: ji1ani | 2004年6月 5日 (土曜日) 12時20分