« MMVARI 0.31リリース | トップページ | PZ5RA 10/CW »

2004年8月29日 (日曜日)

SO2R機能搭載のインターフェース

HamRadioSolutionsからEZ Master という名前のSO2R対応PC-無線機統合インターフェースが発売されるようです。
EZMaster.jpg
PHONE, CW, RTTY, DIGITAL Mode、つまり全部のモードに対応し、Internal DVK, CW Keyer and SO2R switch all controlled with USB / COM / Parallel Portsという思いつく全ての機能を搭載しています。
中央のLCDを使った集中ディスプレイと操作性の良さそうな押しボタンが目立ちます。
DVKはデジタル・ボイス・キーヤーでOPの声を録音して「CQコンテスト」とかを自動で送出する機能です。CW Keyerは先日のmicroHamの製品にも内蔵されていましたね。目新しいところはパラレルポートをサポートしているところと、SO2Rでしょう。

SO2Rとはシングル・オペレーター・2台無線機の略で、OP一人で2台の無線機を使って効率的に運用するシステムのことです。コンテストで上位入賞局は大抵SO2Rでシステムを纏めているようです。

出荷予定は10月ごろのようですが、2台の無線機で効率よく運用するためにはSO2Rがないと、マイクやキーヤーなどを全て2台用意する必要がありますので、大変ですし、操作ミスを誘発するようです。
お値段は全ての無線機用インターフェースが2台分用意されていることと、無線機のアンテナ切替用のプログラマルマトリックスも付いているので$450と高め。

でも、2台の無線機に個別にインターフェースを付けて、PCへの切替回路を自作して、マイクやヘッドホンも含めてSO2R対応に仕上げることを考えればリーズナブルでしょう。
例えばDX Doubler (DXD)は$195ですが、アンテナ切替も考えると最低でも2台のアンテナスイッチとマトリックス回路が必要になります。各ユニット間の配線も大変です。それに加えてデジタルモード用の配線を加えることを考えると・・・・気力が沸きません。
もっとも、無線機が1台であれば、ここまでの設備は不要ですし、悩む必要もないわけで・・・(笑)。

|

« MMVARI 0.31リリース | トップページ | PZ5RA 10/CW »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: SO2R機能搭載のインターフェース:

« MMVARI 0.31リリース | トップページ | PZ5RA 10/CW »