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2005年3月21日 (月曜日)

10kwの巨大バラン

ローバンド用のインバーテッドVの給電点には50Ωの1:1バランが入っています。手頃なバランとしてコメットのCBL-2000を使ってきました。0.5-60Mhzまで使えますし価格も手頃です。バラン全体がプラスチックモールドなので、ヤギアンテナの給電点に使っても同軸のシールド側がブームに接続されることもなく、インターフェア対策上も安心して使えます。
CBL-2000
最近、DXエンジニアリングのバランがロスが少なく、利用者の評価も高いことを知り、一度使って見たい・・・と思っていました。そこで現在インバーテッドVに使っているCBL-2000と交換してみることにしました。

DXエンジニアリングのバランはHROやAESでは扱っていませんが、同社のサイトから個人輸入することができます。同社はバランの他にもバーチカル用のラジアル接続プレートとか、アンテナ切り替え器、モービルアンテナ用のキャパシティハットなどを販売しています。
同社のバランは多彩な品揃えで、1:1はもとより2:1,4:1,6:1,9:1,12:1となんでもあります。耐圧もアメリカらしく連続10kwの製品もあります。
購入しようと思ったのはDXE-BAL050-H05-A(1:1, 1.8 to 30 MHz)ですが、残念ながら品切れ。う~ん。
一晩考えたけど、将来的に10kwのバランも必要になるかも知れないし(笑)、それに耐圧が高い方がロスが少ないに違いない・・・と考えて、10KW用のDXE-BAL050-H11-CT(1:1, 1.8 to 30 MHz)を購入しました。
注文後、送付手段をメールで訪ねられるので一番安い(けど、時間がかかる)USPSを指定しました。注文後1週間で届きました。送料は約$40でした。
やけに大きなダンポール箱が届きましたが、中身をみて納得。このバラン大きいんです。いや、大きいではなく、巨大です。
dxe-bal050
う~む。全長15mの短縮アンテナには勿体ないような威風堂々(?)としたバランです。こんな巨大なバラン、使っていいんかいな?と思いつつバランの交換作業をしました。
SWRを測定した結果は以下の通りです。3.5メガの共振点が上がったのは恐らくバラン内部の配線長が短くなった影響だと思います。ちょっとバンド幅が狭くなっている傾向ですが、これはロスが少ないためにこのように見えるのかも知れません。10メガのSWRがベタ落ちになったのが嬉しいですが、バランの差を実際の運用で感じるのは難しそうです。もっとも、そんなに差があったら、それはそれで問題なんですが・・・。
まぁ、いつかは10kwってことで(笑)。



  COMET CBL-2000 DXE-BAL050-H11-CT
3.500 3.20 4.00
3.505 2.80 3.30
3.510 2.20 2.80
3.515 1.70 2.40
3.520 1.40 1.70
3.525 1.40 1.50
3.530 1.60 1.40
3.535 2.00 1.50
3.540 2.60 1.90
3.545 3.10 2.50
3.550 4.00 3.10
  COMET CBL-2000 DXE-BAL050-H11-CT
7.000 2.50 2.40
7.010 2.20 2.10
7.020 1.90 1.90
7.030 1.70 1.70
7.040 1.60 1.60
7.050 1.50 1.60
7.060 1.60 1.70
7.070 1.70 1.90
7.080 2.00 2.10
7.090 2.40 2.40
7.100 2.60 2.70
  COMET CBL-2000 DXE-BAL050-H11-CT
10.100 1.15 1.00
10.110 1.15 1.00
10.120 1.12 1.00
10.130 1.12 1.00
10.140 1.10 1.00
10.150 1.10 1.00

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