無線機用外部スピーカー その2
IC7800用に購入した外部スピーカーヤマハのNS-C125は、キャビネットや前面のサランネットも「オーディオ製品」らしい雰囲気があります。今回ブラックを選んだこともあって7800とお揃いでいい感じです。
NS-C125で暫く聞いているうちに、もう少しメリハリが欲しくなりました。今回のチョイスはサラウンド用のセンタースピーカーですから、本来のメリハリは他のスピーカーの役割なんで、別にNS-C125が悪いわけではなく、当然のことなんですが、やはりメリハリが足りないように感じるのです。
いつもの悪い癖でスピーカーが見たくなりました。NS-C125の前面サランネットは「外せません」とカタログに書いてありますが、マイナスドライバーをキャビネットとサランネットの間に入れて、キズを付けないように養生しつつ、クイッとドライバーを捻ると「パキッ」と音がして、接着剤が剥がれてサランネットを外すことができました。
耐入力30Wの8cmウーファー(というサイズではありませんが)はこんな感じでした。
「う~む」磁石のサイズでもソコソコのスピーカーであることが判りますが、試しに単体で鳴らしてみましたが、やはりメリハリ感が足りない、悪く言えばぼやけた音なんです。まぁ、ウーファーですからね。
そこでスピーカーを8cmフルレンジへ交換してみることにしました。試しに1本だけ手持ちのFOSTEX FF85Kにしてみると、これがいい感じ。FF85Kの特徴であるメリハリが活きているし、フルレンジですから上の方まで伸びやかに聞こえます。
FF85Kは1本3Kちょっと、そりゃぁ、いい音で当然なんですけどね。それにとっても明るい音なんですよ。
結局FF85Kをもう1本購入して純正の8cmウーファーと交換、純正のツイーターのネットワーク配線は切って、8Ωバラ接続として4Ωのスピーカーとしました。
本当はFF85Kを2本買った方がバランス的にはいいのだけど、それだとNS-C125の購入価格を上回りますので、今回は目をつぶることにしました。
そんなわけで、現在NS-C125のキャビネットにFF85K×2を入れて聞いていますが、何を聞いてもいい音です。3.5メガでいい音出しているomさんのラグチュー聞いていると、ご本人が近くにいるように聞こえて、ときどきドキッとすることがあります。
無線機用の外部スピーカーは8cmスピーカーの場合が多いようですが、交換用のスピーカーとしてFF85Kはお勧めですよ。カタログにある「メリハリの効いた中域」に偽りナシです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント