無線機用外部スピーカー
無線機をIC756Pro2からIC7800ヘ変えて最初の印象は「音がイイ」というものでした。長いQRTからカムバックして、FT920→IC756Pro→IC756Pro2→IC7800と無線機が変わっていますが、音を聞いた時に「音がイイ」と感じたのは今回が初めて。
IC7800にしてから2カ月くらい経った頃でしょうか?受信音の高音と低音のバランスが悪いように感じるようになりました。外部スピーカーはKENWOODのSP-430を使っていますが「音の全体の印象がバラバラで、纏まりの無い音」に聞こえるのです。
SP-430は400hz辺りにピークがあって、CW受信ではピークに合わせるようにするとオーディオピークフィルター的に使えて便利ですし、SSBでも8cmスピーカーのわりには低音が豊かで聞きやすいのですが、どうやらその特性がアダになっているようです。
SP-430もかなりケースに錆が出てきたし、新しく外部スピーカーを購入することにしました。今回は通信型スピーカーではなく、オーディオ用から選ぶことにしました。
但し、大型なスピーカーだと机の上に置けませんので、小型なものを探しました。外部スピーカーはPCオーディオ用として安価で多数の種類がありますが、今回はホームシアターのサラウンド用センタースピーカー(単体販売している)を試してみることにしました。
選んだのはヤマハのNS-C125(ブラック)です。ポイントは木製キャビネットと8cm×2のウーファー。お店で試聴するとサイズの割には低音域がしっかりでているように感じました。
このNS-C125をIC7800に接続してみると・・・・。いゃぁ、音が全然違います。
SP-430とは低音域が全くの別物。ノイズの音も1オクターブくらい下がったような感じです。極端に言えば「シーーー」から「サァーーー」って感じ。
SP-430で気になった400hz辺りの盛り上がりがないため、音のつながりがスムースでとても聞きやすい音になりました。また、SSBのラグチューを聞いても、皆さんの声が肉声に近づいた感じに聞こえます。
IC7800の内蔵スピーカーも内蔵とは思えない良い音で、実は外部スピーカー購入を思い立った原因の一つなんですが、明らかにNS-C125の方が良い音です。(それが目的だったりもする)
IC7800の受信部にはメインとサブそれぞれに外部スピーカーを接続できるので、NS-C125の8cmスピーカーが2本入っているのを活かして、メインとサブ用に別々にドライブできるように内部の配線を変えるといいかも知れないと思っています。しばらくは喜んで海外放送とか、他の局のQSOをワッチしていましたが、気になることが・・・・・
つづく・・・・。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント