EX1200 UltrabassPro
僕の場合はマイクプリアンプにエキサイターが入っていますので高域の処理は可能です。今回は低域のみ・・・ということでベリンガーのULTRABASS PRO EX1200にしました。
エキサイターは低域と同じ原理で高域を増強して声にツヤを出す装置ですが、普通はエキサイターとエンハンサーがセットになったEX3200あたりを付加すると良いのかも知れません。
Wでは、EX3200を使って低域を強力に増強してVooDoo Audioと名付けて遊んでいる方々がいらっしゃるようです。
EX3200のLchに入れて処理した音を、再度Rchに入れてもう一回処理するとVooDoo Audioになるみたい。オーディオファイルを聞いてみると地獄の底から響くような声ですね。
今回使ったEX1200は低音エンハンス専用機ですから、機能も充実しています。サンプリング周波数は上限を85-135hzまで指定できます。所謂LPFですね。また、逆に下限を0-6目盛りで指定できます。こっちはHPFです。両方の組み合わせでBPFになっていて、狙った部分の音だけをサンプリングできるようになっています。
無線の場合は広めに設定した方が声のバランスが良いようです。この装置を入れると「男性的」な声にすることができます。つまり低くて太い声ですね。実は僕、こういう声に憧れていたんですよ。へへへ。
半月程度テストしましたが、不自然さを指摘されたことはゼロ。むしろ聞きやすい声、高域とのバランスも悪くないとのレポートをいただきました。
また2文字サフィックスのom局からは「こんな豊かでパンチのある低音をSSBで出せるのは凄い」とお褒めいただき、すっかり木に登ってしまいました(笑)。
このomは自作のPSN変調装置を付加してオン・エアされていましたが、スピーカーもオーディオ用の大きなヤツで、僕の声でウーファーがブルブル震える・・・そうなんです。
ということで「IC-7800で低音を送信する」ではEX1200を使っていたのでした。
これ、オススメ度高いです。
ちょっと残念なのはEX1200はステレオ処理専用になっていて、モノ2ch利用ができないことです。2回通してVooDoo Audioで遊ぶのは無理みたい。
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