亡国のイージス
亡国のイージスを見てきました。話題の大作なんですが、レイトショーは空いていて、ノンビリと見ることができました。
いつも空いているユナイテッドシネマとしまえん・・・大丈夫かなぁ・・・ちょっと心配です。駐車場もあって、映画を見ると駐車料金は無料ですし、レイトショーは元々安いので、良く利用しています。
自衛隊が全面的に協力しただけあって、リアリティは高いです。もっとも、これで自衛隊の協力がないと、相当外した映画になってしまうのではないでしょうか? 殆どが船の中ですからね。
筋は分かっているのですが、良くできていて結構楽しめましたけど、映画だけだとちょっと辛いかも・・・。最後のシーンのCGがもう少し頑張ってほしかったなぁ・・・と思うのは、僕だけではないと思います。
できれば、もう少しイージス艦の中を見せてほしかったけど、まぁ、映画の筋とは別ですからしかたありません。
でも、イージス艦は軽油で動くとか、エンジンはタービンだとか、発電量はちょっとした発電所並だとか・・・の蘊蓄が説明されると、怖さも分かりやすいかもしれません。
そのちょっとした発電所並の出力をフェーズド・アレイ・レーダーに使っているわけです。ん~、出力管は何だろう・・・とか思ってしまう。
なんでも、レーダーをフル出力で使う場合は、艦の外に人がでていてはいけないということです。きっと、すんげ~~~出力なんだろうなぁ・・・。
映画とは別ですが、イージス艦が配備されているのは、本家の米国の他には、スペインと日本だけ・・・です。イギリスや韓国にも配備されていないのですねぇ・・・。
う~む。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
亡国のイージス、私は家内と一緒に土曜日に見てきました。
この映画は、陸海空自衛隊が全面的に協力した初めての映画ですので、その点は高く評価したいと思っています。
ただ、この手の映画は、ふつう原作(小説)の方が面白いんですよね。(この春、観た『ローレライ』でもそのように感じました)
原作は未だ読んでいませんが、個人的には妙に、ヨンファ(中井貴一)の妹が気になりました。彼女は最後、スクリューに巻き込まれて死にますが、登場してから、スクリューに吸い込まれるまで台詞が一切無し。 派手なアクションのみで終わってしまいました。 う~ん、原作ではどうなっていたのか、会話シーンがあったのか、変な所が気になってしまいました。
イージス艦が舞台となった『ジパング』という漫画を何年か前から読んでいます。 これまでは、その中の絵からしかイメージを得られなかったのですが、今回はその大きさとか、装備に関して大分、実感できましたので大変参考になりました。
イージス艦は最新のエレクトロニクス技術の粋を集めた艦艇ですから、映画を観ていてもついつい装備の方に興味がいってしまいますね。あと、戦闘機の無線設備はどうなっているのか今回の映画ではよく分かりませんでしたが、次作を期待するとすれば、『亡国のファントム』と言ったところでしょうか。 ...ちょっと怖い感じがしますが。
投稿: JA1BBP 早坂 | 2005年8月 8日 (月曜日) 21時09分
イージスシステムは、想像以上に軽いシステムと伝え聞いておりますか、詳細は不明です。最近のゲームからすると、そんなに凄い処理をしているようにも思えません。
もちろん、実際の機械と連動しているところが凄いわけですけど。
「ジパング」は僕も愛読しています。「沈黙の艦隊」も自衛隊にファンが多かったみたいですね。
個人的にはフェーズトアレイレーダーの作動シーンと、ミサイル発射後の標的に命中する寸前の数秒間のフルパワーレーダー照射シーンが欲しかったなぁ・・・。
どこまでも無線オタクですね(笑)。
投稿: JI1ANI 福井 | 2005年8月 8日 (月曜日) 22時07分