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2005年10月 8日 (土曜日)

Sound Blaster X-Fi Digital Audio

Sound Blaster X-Fi Digital Audioを購入しました。今日届いたので、早速PCにインストールしてみると、これが中々具合が良い。
懸案だったデジタル入出力の同時利用(フルデュープレックス)も問題なし、また、他のサウンドカードとの併用も可能です。
これでオンポードとCardDeluxeとX-Fiで合計3サウンドシステムが一つのPCに入っていることになりました。
sb_xfidigital

目的はもちろんデジタルモード。CardDeluxeは優れたカードなんですけど、どうもドライバーの出来がいま一つで11025hzはあんまり得意ではないみたい。
まぁ、プロはサンプリングレートのコンバージョンなんて、音質が悪化することしないですからね。必要性が低いのでしょう。
IC-7800のデジタル出力は48khz16bitですが、MMTTYのサンプリングレートはデフォルトで11025hzで、48000hzから11025hzへコンバートしているわけです。
今回購入したX-FiはTHD+N 136dbという素晴らしいSRCを内蔵のX-Fi専用の36bitDSPで実現しています。

早速MMVARIやLogger32で使ってみるとダイナミックレンジも広いみたいで、同時に複数の信号を受信しても、強い信号があっても結構弱い信号まで見える。
S8の信号が帯域内にある状態で、S1程度の信号もデコードできます。もちろんIC-7800のダイナミックレンジが活きているわけです。
ノイズレベルも問題ありません。(というか、サウンドカードのノイズレベルが受信のノイズレベルを超えたら問題ですよね)
これも36bitのDSPの成せる技なんでしょうか? いゃぁ、価格を考えると凄い贅沢なサウンドカードです。付属ソフトも充実していますし、ミキサーもマァマァの使い勝手。

僕が購入したDigital Audioは一番安いヤツなんですが、一つ失敗。このカードはアナログのマイク入力ジャックとデジタル入出力アダプターのジャックが共用なんです。
ですから、アナログ入力してあげる時はデジタル入出力は使えません。今までCardDeluxeでやっていたように、サウンドカードでマイクのアナログ入力をA/D変換してデジタル出力してIC-7800へデジタル入力することができません。
これではSSBの運用ができませんので、とりあえずCardDeluxeでA/D変換した光出力とX-Fiの光出力を光ケーブルセレクターを経由してIC-7800へ入力しています。でも、光ケーブルの切換スイッチの操作性って悪いですね。切換がチト面倒。

この点については、マイク系のエフェクターの出力がアナログの他にS/P DIFの同軸出力もあるので、X-Fiの出力も同軸にして、両方の出力を普通のAVセレクター経由で同軸←→光コンバーターに入れて、光へ変換してからIC-7800へ光入力してあげる予定です。
今のアナログ→デジタル→アナログ→デジタル→IC-7800から、アナログ→デジタル→IC-7800と、D/A A/D変換が一回づつ少なくなるので、厳密に言えば更に音質が良くなるハズ・・・・と言っても、無線でわかるような差ではないと思いますけど・・・。

というわけで、無線用としての評価は◎、オーディオ用としての各種エフェクトやサラウンドなんかは全然使っていませんのでわかりません。そもそもX-Fiにスピーカーつながっていませんからね(笑)。無線専用です。

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