IC-706mk2G強化作戦

IC-7000が発売され、また、その変調を聞いて気持ちはグラグラしているのですが、ここは一つ踏ん張ってモービル向けには現在のIC-706mk2Gを使い続けることにしました。
現在でもお店によっては706が販売されていますが、在庫限りということですので、必要なオプションも近々入手が難しくなるかもしれません。
そこで内蔵品を中心に「機会があったら購入しよう」と思って先延ばしにしていたオプション類を購入することにしました。

米国では706の販売が続いていますが、IC-7000へ切り替わるのは時間の問題です。それにアイコムのオプションは日本国内の方が価格が安く、米国経由で入手するメリットはあまりありません。
もっとも、国内で入手困難な古いオプションパーツ類は米国では豊富に流通しているようですから、古い無線機のオプション類は一度米国のハムショップを探してみると良いかもしれません。もちろん、米国から購入したオプション類の使用は自己責任でお願いします。

さて、現在モービル用の706のフィルターはデジタルモード用として既にFL-232 350hzのものを入れてありますが、オプションフィルターは2個まで内蔵できます。
内蔵済みのFL-232は、フィルター登録時に少し工夫をすればSSBモードを使ったデジタルモードでもIFシフトと組み合わせて使えて、大変快適です。
本来の用途であるCW/RTTY運用もちろん快適。7メガやコンテスト時でも問題ありません。

オブションフィルターの2個目は、SSBの音質的な面と、PSK31運用時のバンドの俯瞰性を考えてFL-103 2.8khz SSBフィルターを購入することにしました。
IC-706にSSBワイドフィルターを入れている方はあまりいらっしゃらないようで、僕もお会いしたことはありません。
内蔵されているフィルターの帯域は2.4khz程度ですので、2.8khzだとかなり広がり、音質的な面で変化があるのではないかと想像しています。

実は最近は夜に運転する時に、結構3.5メガをワッチしていることが多くて、各OMのFBな変調をもっと高音質で聴きたいなぁ～と思っていたのです。
スピーカーもモービル向けの小口径外部SPではいい音出ませんから、既にヘッドホンステレオ用のFMトランスミッターを購入して、706のヘッドホンジャックに突っ込んであります。
カーステレオのFMチューナーで無線を聞くわけですが、これがいい音で聞こえるのです。音量的にも全く問題ありません。

この技はモービル局にオススメです。FMトランスミッターは数千円程度で購入できますが、音質と送信周波数安定度の面から4千円以上の価格帯のものがオススメです。
実は安価なモノも購入したのですが、音質はともかく 長時間使っていると周波数がだんだんドリフトしていくんです(笑)。

今回購入したもう一つのオプションはCR-282 高安定度基準発振水晶ユニットです。430メガでPSKに出たときに、周波数がドリフト(少しですけど)するんです。
PSKの場合は日本語でラグチューするので、小一時間程度のQSOになることもあります。そうすると運用周波数のドリフトがとても気になるのです。

本当は現在のAH-4+ホイップを、流行のスクリュードライバーにしようと思っていましたが、最近あんまり電波ださないし、予定変更です。