オプティカル・同軸コンバーター
音作り用の機材が増えました。今回の機材はS/P DIFの光-同軸コンバーターHOSA ODL276Aです。24bit/96K対応で、もちろんフルデュープレックスでです。フルデュープレックス対応じゃないと送信用と受信用で2個必要になります。
ご存じのようにIC7800には光入出力端子があります。
光端子を使った場合、機材とは電気的には絶縁されますので、ハム音などの心配は不要で大変嬉しいのですが、多数の機材を接続しようと思うと、光ケーブルの切換が必要になりますし、S/P DIF対応機材も同軸インターフェースのみ搭載しているものが多いのです。
そこでこのコンバーターをIC7800の光端子に接続して、無線機とオーディオ系とのアイソレーションを保ちつつ、オーディオ系機材の接続を同軸に統一してコネクティビリティと取り回しの容易性を確保しようという狙いです。
IC7800の光入力には、マイク系とPCサウンドカード出力を入力しているため、SSBとデジタルモードで入力切換が必要なんです。
現在は光ケーブルセレクター オーディオテクニカAT-SL37-OPTで切り換えていますが、これ少し使いづらいし、光ケーブルはキツイ角度では曲げられないために、置き場所を選ぶのです。今後は単純なピンジャック形式のオーディオセレクターで切り換えようと思っています。
因みにS/P DIFの同軸は75Ωで、3C-2Vとかが使えます。
このコンバーターの導入で、音作りしている機材のS/P DIF同軸出力がIC7800へ直結できるようになりました。今まではアナログ出力をサウンドカードでA/D変換して、光ケーブルでIC7800へ接続していました。
これでSSB運用時は機材でやっていたD/A変換とサウンドカードでやっていたA/D変換が一回ずつ減って音質が良くなった「ハズ」なんですけど・・・。まぁ、気休めかなぁ・・・。
ほんの少し透明感があがったような感じ・・・・ですかねぇ・・・。
でも、気分はとっても「スッキリ」しました。Hi
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コメント
こんばんは。坂口と申します。
最近BLOGを拝見してとても興味深く見させていただいております。私はなかなか技術的なことには疎いのでサウンドシステムの構築はなかなか出来ませんが、少しづつ参考にさせていただいてやってみようかなと思ってます。
投稿: JA1BCC/坂口 | 2005年11月 5日 (土曜日) 23時53分
坂口さん
こんにちは。いつもご覧いただき、ありがとうございます。
私も音関係は全くの素人で、機材は「エキサイター??? 送信機じゃないよねぇ・・」なんて理解のレベルでした。友人に聞いたり、販売店で聞いたり、ネットで調べたりしてやっています。
随分と失敗もしましたけど、少しずつ進めていけば良いと思います。
最初は自分の耳を鍛えることも兼ねて、無線機の受信音をWaveSpectra(フリーソフト)に入れて音の波形を観察することをお勧めします。
自分の好きな音を出している局がどんな波形なのかを知ることは、自分が音を作る上で非常に参考になりますよ。
投稿: JI1ANI 福井 | 2005年11月 6日 (日曜日) 12時17分
はじめまして、kanと申します。このコンバーターを検索していたら、こちらにたどり着きました。教えて頂きたいのですが、こちらのコンバーターはAC100Vのアダプターが付くと思いますが、実際はDC9Vあたりで駆動しているのでしょうか。また、これを車内で使うにあたり、DC12Vに変換してシガーソケットから給電する、なんて事が可能でしょうか。突然ですがよろしくお願いします。
投稿: kan | 2006年8月 6日 (日曜日) 23時48分
こんばんわkanさん。
付属のACアダプターは9Vです。電圧さえ変換できれば使えるのではないかと思いますが、試したことはありません。
一番簡単なのは、自動車用のインバーターでAC100を作って、そのコンセントにACアダプターを取り付ける方法だと思います。
もちろん、12Vから9Vへの電圧変換装置を自作する方法もありますね。
いづれにしても、故障する可能性もありますので、自己責任でお試しください。
投稿: JI1ANI 福井 | 2006年8月 7日 (月曜日) 00時22分
回答ありがとうございます。その方法が一番お手軽でしょうか。車用のコンバータを探しましたが、さすがにありませんでした。車中に持ち込むというより、完全に組み込むくらいのつもりだったのですが、厳しそうです。
また何かの機会に寄らせて頂きます。ありがとうございました。
投稿: kan | 2006年8月 7日 (月曜日) 20時58分
自作の経験があれば13.8v→9vの変圧装置は作ることでできますが、自動車ですと15v程度になることもありますので、一工夫必要に思います。
もちろん、壊れた時はそれまで・・という割り切りがあれば、単純な回路で作れますが、やはりプリント基板や半田ごてを使った自作の経験が必要だと思います。
投稿: JI1ANI 福井 | 2006年8月 7日 (月曜日) 22時24分