スピーカーケーブルで音が変わる
詳しくは「無線機用外部スピーカー」と「無線機用外部スピーカー その2」をご覧ください。
無線機との接続は、よく家電量販店で見かける両端ミニジャックのオーディオ用シールド線の1.5mのものを購入して利用していました。
先日、他の機材を購入する機会があり、試しに太めのスピーカーケーブルを購入して、外部スピーカー用に試してみることにしました。
オーディオ用のスピーカーケーブルですから、今のシールド線よりも音は良くなるハズですが、たかだか1.5m程度で違いがでるのかは?? それにシールド線じゃないから回り込みがチト心配。そんな理由で今まで使ったことが無かったのです。
注文したのはスピーカーケーブルの中では価格的に割と安価なもので、サウンドハウスのオリジナルプランド クラシックプロのSPB03 3mのケーブル。
無線機側はミニジャックですから、現在のシールド線を20cm程度で切断して、1/4フォノジャックの中継メスを取り付け、SPB03は3mを半分の1.5mに切断して短くしました。
だったら最初から1.5mの製品もあるのに・・・って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もし、今回の実験が成功したら、もう一つの外部スピーカーも残ったスピーカーケーブルで音質up!させるつもりなんです(笑)。
スピーカーケーブルをミニプラグに直接取り付けられれば良いのですけど、このスピーカーケーブル、純度の高い細い銅線のより線で直径が1mmくらい。被覆と合わせると一本が直径3mm程度あって、極太! ミニプラグには2本も入りません。
ミニオス-1/4フォンメスの変換プラグも試しましたが、なんせゴツイケーブルなので、無線機のミニジャックに負担が掛かりそう。そこで変換ケーブルにしました。
このスピーカーケーブルに変えて受信してみると「たった1.5mでも音が変わる」ではありませんか!
正直、変化は無いだろうと思っていましたが、全体的に音がスッキリして、特に中音~高音域の透明感があがったように感じます。
もちろん、僅かな変化ですから、毎日聞いていないと違いは判らない程度の差なんですけど・・・・・差があることに驚きました。
心配した回り込みですが、一応各バンドでフルパワー送信して、モニターしてみましたが、心配は要らない見たいです。
オーディオマニアの方からすれば「当然のこと」なんでしょうけど、無線機の外部スピーカーで経験するとは思いませんでした。
外部スピーカーを使っている方は、一度スピーカーユニットはともかくとして、スピーカーケーブルを良いものに取り替えるて見ると受信音がほんの少し・・・良くなるかもしれません。
その辺りに転がっていた電線を適当に使っていませんか?
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コメント
こんばんは。坂口です。実は以前の福井様の記事を拝見して私も早々NS-C125を仕入れてしまいました。オーディオにはあまり詳しくないのですが、色々とやってみると面白いですね。又参考にさせて頂きます。
投稿: JA1BCC/坂口 | 2005年11月15日 (火曜日) 00時26分
坂口さん
NS-C125ご購入されたのですね。価格もまぁまぁですし、無線用として結構良い外部スピーカーだと思います。
一応サラウンドシステムでは音声(セリフ)再生用ですから、普通の音楽用スピーカーよりは無線に向いていると思います。
但し、100hz以下までキチンと音がでるので、無線用のスピーカーから交換すると、低音が出すぎるような感じに聞こえるかも知れませんが、慣れると逆に無線用のスピーカーがハイ上がりの音に聞こえてしまいます。
気に入っていただけるといいのですけど。
投稿: JI1ANI 福井 | 2005年11月15日 (火曜日) 12時59分