« オプティカル・同軸コンバーター その2 | トップページ | IC-7800の受信音質をアップ? その3 »

2005年12月 4日 (日曜日)

IC-7800の受信音質をアップ? その2

IC-7800の受信音を更に良い音質で聞く方法を考えていますが、今日は少し予備実験を行いました。
実験の概要はIC-7800の各種オーディオ出力を聴き比べみる・・・という方法で、定量的なデータは取れませんが、いつもはスピーカーで聴いていますので、僕にとっては一番重要な実験です。
ヘッドホン出力とライン出力をパワーアンプで増幅してスピーカーで聴き比べしました。さて、違いはあるのでしょうか?

まだ、十分聴き込んでいませんが、ヘッドホン出力の方が周波数帯域が少し狭いようです。
キャリアを受信して比較すると、ライン出力は特に40-80hz辺りがヘッドホン出力よりもレベルが高いようです。この低音の伸びのために音が違って聞こえるようです。

それとライン出力の方が音が綺麗に感じます。AM放送を聴いても同じなんですけど、アンプへの入力インピーダンスマッチングがいい加減なので、ヘッドホン出力の再生周波数の下限が高いのはそのためかもしれません。
まぁ、そんなに明確な違いではありませんが、低い周波数が良くでている変調を聞くと、差がでる・・・って感じです。

外部のパワーアンプを接続する場合はやはりライン出力の方が良さそうですが、そうすると本体のボリュームが使えないので操作性はかなり落ちます。
もっとも、僕は受信中にあんまりボリュームは変えません。殆ど固定レベルなんです。僕の場合はそんなに影響がないかも知れませんが、これは大きな問題ですね。

つづく・・・・・。

|

« オプティカル・同軸コンバーター その2 | トップページ | IC-7800の受信音質をアップ? その3 »

コメント

こんばんは、福井さん。
ご指摘の通り、ヘッドフォン出力と、背面のAF出力とでは、微妙に音が違いますね。

あと、基本的には両者では出力レベル(振幅幅と言うべきかな?)と、インピーダンスが違うので、受け側との相性の影響も大きく受けますね。

その結果、音声のピークで歪んだり、ヒスノイズ状のサーというノイズが入ったりすることもありますので、色々と悶える事があります。(小生は何度もこれにはまりました。歪み率の測定ができればベストなんですが、素人では中々そうした計測器の購入とまでは行きませんので...)

受信音改善策が上手く行くことをお祈りしています。

投稿: JA1BBP 早坂 | 2005年12月 4日 (日曜日) 18時49分

確かに周波数特性はSSBだとそんなに大変ではありませんが、歪み率はなかなか計測できませんね。
まぁ、外部SP端子が一番簡単なのですが、色々やってみます。
サウンドカードとパワーアンプを接続するケーブルをアンバランスで適当にやったらノイズがプチプチ入ってNG、パワーアンプにもバランス入力があるので、ケーブル調達中です。
恐らく、この方法がもっとも高音質ではないかと想像しているんですけど、アンバランス接続ではノイズは別として、ハイ上がりの音でなんか変・・・でした。

投稿: JI1ANI 福井 | 2005年12月 4日 (日曜日) 20時19分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: IC-7800の受信音質をアップ? その2:

« オプティカル・同軸コンバーター その2 | トップページ | IC-7800の受信音質をアップ? その3 »