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2006年1月15日 (日曜日)

音作りの効果を試す

音作りと一言に言っても色々な方向性があるわけで、今回は「ダイナミクス」関連のことです。一言でいえば「聴きやすさ」の向上で無線の場合は「了解度」の向上って感じでしょうか?
つまり「良い音」でも「悪い音」でも、とにかく「聴きやすい」音にしましょう・・・ということです。したがって声質などとは無関係に、あらゆる声や音楽を聴きやすくするテクニックと考えれば簡単かな?
無線家であれば、良くご存じのように「通信」で一番重要なのは「了解度」ですよね?すると相手に「聴きやすい」状態で送信するのはとても重要なポイントであることはご理解いただけると思います。
multimax

但し、悪い音を良い音にする魔法ではありませんのでご注意ください。あくまで「聴きやすくする」だけです。

このソフトはToshiさん作のMultiMaxというソフトで、FM放送のような聞き易く、音量感のあるサウンドを作り出すためのソフトです。
基本的にはWAVファイルを加工して保存するソフトなのですがON AIRモードがあって、普通の機材のように「リアルタイム処理」が可能です。ON AIRモードはミニFM局での使用を想定しているようですが、無線にも使えます。
ON AIRモード時はPCのサウンドカード入力にマイクを、出力を無線機のマイクかライン入力に接続すればOKです。また、インターフェースはデジタルモード用をそのまま流用できます。

ON AIRモードでは、PCで処理するため、入力から出力されるまでの処理時間がそのまま遅延し、完全なリアルタイム処理ではありませんが、効果のテストには十分使える範囲だと思います。因みに僕の環境だと1秒弱の遅延が発生しますが、スタンバイのタイミングが少し遅いな?程度だと思います。

MultiMaxはシェアウェアですが、90秒の試用が可能ですので、是非自分の声をwavファイルにして、このMultiMaxで処理して、較べて見てください。
ダイナミクス処理を上手に行うと、自分の声がかなり「聴きやすく」なることが判ると思います。自分の声質が悪いから何をやっても無駄・・・・と諦めている方も、ぜひ一度試してみる事をお勧めします。

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