IC-7800の受信音質をアップ? その6
う~~~。
やっぱりダメ。ダメダメ。だめです。
IC-7800のSP出力をUB-502経由でAMP3300で増幅して聞いていますが、やっぱり以前のIC-7800のデジタル出力をCardDeluxeでD/A変換してAMP3300を鳴らしていた時の透明感のある音が忘れられません。
利便性を優先して3Y0Xの前後合せて3週間程SP出力を入れて聞いていましたが、やはりSSBをワッチしていると音がものたりません。
なんか、声の情報量が大分減ってしまってスカスカな感じです。櫛の歯が欠けているような感じなんですよ。CW受信時にはあまり感じないのですが、FBな変調のSSBを聞くとその差クッキリ。僕ガックリ。
手持ちのUB-502も、別にノイズレベルが高いわけではないし悪いわけではないと思うのですけどCardDeluxeとAMP3300の間に入れると、極端に表現すると直結時に比べて音のキラメキがダイヤモンドからガラスになってしまうような感じなんです。
やはり、以前から密かに練っていたプランBを実行するしかない・・・・と思っています。
プランBとは、利便性を重視したプランAに対して、極限までデジタル処理で固めてしまい、使い勝手などは二の次で音質最重視・・・ってプランです。
構想はこんな感じ・・・・
7800のデジタル出力をクリエイティブのサウンドカードX-Fiに入れて、サンプリングレートコンバーターを兼ねてアップサンプリングしてX-Fiのウリである24bitクリスタライザーでA/D変換時に失われた音の成分を補完してから、デジタルイコライザーを使って周波数特性を調整(全てデジタル処理です)します。
X-Fiのデジタル出力はアイソレーションのためにオプティカル出力でDr.DACへ入力した後D/A変換とラインレベルまで増幅。
Dr.DACのDACは7800内蔵のDACと同等で最高クラスのDACです。プリアンプに使われているOPアンプで音質が決まってしまいますが、Dr.DACはBBのOPA2134APを内蔵しています。
もし、エージングしても満足できなければOPA627BPへ交換(CardDeluxeはOPA275)しちゃう。きっと締まった低域と伸びやかな高域を聞かせてくれると思います。
またIC-7800のSP出力はDr.DACのLINE inへ入力してCW運用時に切り換えてCWモニターを行います。
Dr.DACのLINE outはミキサーに入れて他の無線機のAFやPCのオーディオと混合してパワーアンプに入れるわけですが、UB-502のようなアクティブミキサーを入れてしまうとミキサーに内蔵されているOPアンプで音色が変わってしまうので、ここは敢えてパッシブミキサーにします。
IC-7800のメイン出力はミキサーを加工してパン回路を追加して左右のチャンネルに均等に配分して、サブ出力はそのままミキサーでレベル調整に留めます。本当はミキサーではなくてオーディオ用の高精度アッテネーターで調整すべきなのかも知れませんが、そこまでは・・・やりません。
で、最後にAMP3300でピュアにA級増幅してSC-53を鳴らします。
う~ん、計画としては完璧に思えるのだけど、出てくる音はどうかなぁ~。
300Bの柔らかい音にもとっても惹かれるのですけど、一応Digital Ham Lifeですからねぇ~。本当はパワーアンプもデジタルアンプにしないといけないのかもしれません(笑)。
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