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2006年3月22日 (水曜日)

UB-502改造 その4

オペアンプを交換したUB502ですが、残っていたライン入力部のオペアンプ4個もOPA2604へ交換しました。
作業にも慣れてきて30分で4個交換できましたし、今回は肩こりしませんでした。

Line2/3はCardDeluxeのアナログ出力を入れてメディアプレイヤーのヘッドホンアンプとして使っていますが、少し大きめの音量にしてもノイズが聞こえなくなりました。また1ライン入力しか使わない時は他のラインの出力ボリュームを絞るのがコツのようです。グラフはLine2/3入力をMAIN OUTで計測。赤は入力のピーク、緑は無入力の残留ノイズです。
ub502_line2_2604_amp_in

次のグラフはUB502改を計測したサウンドシステム自体のノイズレベルです。オンボードのサウンドシステムではこんなモノでしょう。グラフは絶対値ではなく相対値でみてください。あ、2khz付近にノイズがのっているのを発見。
soundmax_rec_noise
やはりUB502改の計測値はサウンドシステム自体の限界ですね。殆ど変わりません。

UB502のオペアンプを10個OPA2604に交換しましたが、出てくる音には大変満足しています。
残りはヘッドホンアンプ用のSIPパッケージのNJM4580です。これはDIP8Pinソケット化して、オペアンプの差し替え可能にしたいと思っていました。
部品配置を検討しましたが、UB502の底側には基盤上にDIPパッケージを載せる程度のクリアランスはありますが、DIPソケット+DIPオペアンプを載せるとケースに当たってNG。
基盤の表側だと全てのツマミとTRSジャックの六角ナットを外さないとケースが外れません。これ、かなりの気合が必要で、手軽にオペアンプを交換できません。
それに今の組み合わせですとOPA2604とNJM4580の特徴が合わさって、ちょうど僕のヘッドホンには合うみたいで、結構バランスが良くて気に入っています。

ということで、ヘッドホンアンプは当面NJM4580で行くことにしました。
もっとハリのあるてーおんを出すために、電源回りのコンデンサーを大容量なヤツに替えてみたいなぁ~と思う今日この頃です(笑)。

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