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2006年3月23日 (木曜日)

VDSLへのインターフェア

Bフレッツへ変更して、それまでのADSLから集合住宅内のVDSL経由の光へ変わりました。VDSLもADSLと一緒でローバンドで送信するとリンクダウンが発生します。ADSLと同じようにVDSLモデムにコモンモード対策を行っている最中に面白い現象に出会いました。

3.5メガで送信する周波数でリンクダウンしたり、しなかったりするんです。最初は周波数とは気づかずに、コモンモードレベルがフラフラしているのかな?と思っていました。
何回か実験を繰り返すうちに、アンテナのSWRが2以上だとリンクダウンすることが分かりました。僕の3.5メガのアンテナは全長13mの短縮型ですから、使用できる周波数幅が狭くて、無線機のアンテナチューナーをいつも使っています。

無線機のアンテナチューナーで強制的にSWRを下げのってダメなんですね。無線機にとって条件が良くなるだけなのは理解しているつもりだったのですが、ハッキリと見せつけられました。
周波数で給電点のインピーダンスは変化するわけで、短縮型だから極端に変化しているわけです。このような視点だとSteppIRって素晴らしいアイデアですね。どこでもインピーダンスは一定。オートチューナー不要!

SWRが悪化すると発生する・・・ってことは、やはり同軸からの輻射がアヤシイ。ファラデーシールドなので、普通の同軸よりも同軸からの輻射は少ないハズですが、こんど引き回しや、長さを変えたり、途中でもコア対策をやってみます。
最初は基本波が飛び込んでメタメタ・・・・って不安でしたが、少し明るい光が見えてきました。

VDSLは短波帯を使うため、ADSLよりも容易に干渉するようです。説明書にもハッキリと「アマチュア無線等と干渉することがあります」って明記されているのは驚いた。これ読んだ人はどうするんでしょうね。無線やめろ・・・って言わせるつもりでしょうか?
集合住宅では、建物内の電話線をそのまま使うことのできるVDSLで各戸へ接続することが多いハズで、これからVDSLのインターフェアが増えるように思います。

心配したVDSLからの不要輻射はあまり無いようで、ハムバンド内のノイズレベルはVDSL化前とそれほど変わりません。建物にVDSLを入れた時に少しあがったように感じていますがS1とか、そんな明確なレベルではありません。
それ以上に各戸で使い始めるLANとか、電灯線を使う怪しげなPLCモドキの方が凄いです。

ADSLやDSL自体は既存設備に影響を与えないように、良く考えられているように思います。(既存設備の影響を受けやすいようですが・・・)

フト思ったのですけど、PLCって本当に使い物になりますかね? VDSL以上にインターフェア(出す・受ける両方)に弱いように思うけど・・・。幹線道路沿いとか、使い物にならなかったりして・・・。

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コメント

VDSLで特に大きなトラブルは起きてないですね.もっとも,VDSLに代えてからは10MHz以上の周波数でしか運用していないですけど.

投稿: Kenji JJ1BDX | 2006年3月23日 (木曜日) 12時03分

僕のところでは3.5<7<10と周波数が下がると干渉が酷くなっているようです。
14から上はアンテナも違うためか、全く問題ありません。たぶん、ローバンドのアンテナの地上高が低いことが一番の原因だと思います。

投稿: JI1ANI 福井 | 2006年3月25日 (土曜日) 00時25分

我が家の場合も,以前AH-4+釣竿バーチカルで運用していたときは,3.5MHzでの屋内機器への干渉,特にVGA表示ディスプレイへの影響は排除しきれませんでした.

いわゆるfar-field(電波が平面波とみなせる領域)は輻射点からの距離が波長の2π分の1以上なので,3.5MHzでは13.6m,7MHzでは6.8m,10.1MHzでは4.7m,14MHzでは3.4mです.これより短いと,near-fieldとなって,ループアンテナでは磁界が支配的になり,ダイポールアンテナでは電界が支配的になります.(岡村廸夫「解析ノイズ・メカニズム」CQ出版,1987)

電界的影響が強くなるということは静電結合を考えないといけないので,電線を並べておくだけで影響が出ることになりますね.もちろんアンテナの3次元的なビームパターンや給電線への誘導を考えると単純に距離だけでは判断できませんが.

ともあれ,理論的にも経験的にも,ローバンドで十分な輻射効率を得ようとすると,波長が長い分周囲の影響物との距離を取らないといけないようです.アパマンハムの私にはなかなかこれは難しい注文です.

投稿: Kenji JJ1BDX | 2006年3月25日 (土曜日) 10時29分

そうですよね。
今回の工事(?)で、同軸の引き回しを変えて、屋根の上を這っている部分の角度を変えてみました。
本当は屋根裏の配線図が欲しいです(笑)。

やはり効果があって3.5メガでSWR2.5までは大丈夫になりました。2.0と2.5ではさほど周波数は広がりませんけど、小さいことの積み重ねで対策するしかありません。
今度は同軸の途中にコモンモードフィルターを入れてみます。

もっと高くすればかなり改善されると思っているのですが、現状が限界です。

投稿: JI1ANI 福井 | 2006年3月25日 (土曜日) 12時00分

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