VOLVO850のリアスピーカー その3
待つこと数日、パナソニックのスピーカーCJ-J160Dが届きました。予想よりも大きな箱に入っていて、結構重たいです。
購入したDIYのカーオーディオ屋さんには自己責任で加工することを前提にいろいろとアドバイスを頂きました。感謝!
さっそく中身を確認しますが、スピーカーはこんな感じ。
PPインジェクションコーンは材質がポリプロピレンですから耐久性も高そう。コーン自体は水に濡れても大丈夫そうです。また中央のツイーターもヨサゲ。
しかし、この水色、スゴイ目立つのですけど・・・・。
試しにパワーアンプに接続して音だししてみましたが、思った以上にてーおんが出る気配。
ちょっと音が固いように感じますが、コーンの材質もあるし、まぁ、エージングしてからのお楽しみ。
リアドアに納まれば締まったてーおんが・・・・なんて、ついつい想像してしまいます。
なんて考えながらアルバム1枚聴いて盛り上がったところで「やるぞぉ~」って出っ張るフランジを加工しようと思って良く見ると「げげっ!」
「なんじゃこりゃぁ~」
フランジって厚めの板状だとばっかり思って確認しなかったのですけど、とってもゴツイ、アルミの鋳造かなんかでしょうか?
とても曲げたり、切ったりできそうにありません・・・・。
やはり無謀な賭だったのか? またまた、スカを掴んでしまったか?
分厚いフランジを見て、途方に暮れつつ気分を静めるために一服。
ヤスリでシコシコ削るかなぁ・・・なんて思いつつフランジを観察すると、ネジ止めする部分がワッシャーが引っかかるように薄くなっています。この薄い部分ならなんとかなるかも・・・と半分諦めながらニッパーで出っ張りを切断すると・・・・なんと「パッチン~」って破片が飛んで行きました。
「おっ、なんとかなるかも・・・」
工具箱の中からチェーンも切断できるカッターを持ち出して、少しずつ上下を切断していきました。上下に取り付けネジ用の凹みがあって、その間の出っ張りを少し削ればハウジングに納まります。
なんとか上下を数ミリ切断してハウジングに納めようとしましたが、スピーカーの接続端子の位置が合わずに納まりません。
色々考えましたが、結局ハウジングのスピーカー端子穴を広げて、純正のスピーカー端子は使用せず、CJ-J160Dに付属に接続コードを利用することにしました。
接続コードの先に付いている国産車接続用のカプラーの手前でスピーカーコードを切断し、ボルボ側もカプラーの手前で切断して直接結線することにしました。スピーカーコードの直接結線用の部品もCJ-J160Dに付属していますので、それを使うことにします。
スピーカーコードを接続してハウジングにスピーカーを入れてみると・・・・パチッと音がしてハウジングの爪がいい具合にスピーカーのフランジを噛みました。
バナソニックCJ-J160D、ボルボのリアドアのスピーカーハウジングにスッポリ納まりました。ヘッヘッヘ。
右側はスピーカーグリルの裏側です。灰色の部分はスポンジです。中央の円形部分はCJ-J160Dのツイーター部分よりも一回り大きくて、中央の凹みの部分にツイーターが収まる位置関係になります。
スピーカー端子部分とスピーカーグリルの表(室内)側です。
左右2個のスピーカーを同じように加工し、ハウジングのフランジ部に両面テープを張ってスピーカーをハウジングに納めました。
ハウジングとスピーカーは両面テープでしか固定されていませんので、車体への取り付け時にスピーカーとハウジングを車体へ共締めできるように工夫せねばなりません。
両面テープで固定しただけでは、恐らくテープの粘着力が低下すると、スピーカーの振動でハウジングとスピーカーが干渉してビビリ音が発生すると思っています。
どうするかなぁ・・・・。
もう一つの問題は、スピーカーを車体に取り付けた後に、スピーカーグリルが綺麗に納まるか?です。
ツイーター部の出っ張りがグリルと干渉しないか心配です。見たところツイーターのコーンはベンツ印の内側にあって、出っ張り部分はそのガードの模様。
ベンツ印部分に多少グリルが当たっても(スポンジもあるし)大丈夫「そう」に見えますけど・・・・。
最後の手段としてはグリル裏面のスポンジ(1mm厚程度)とプラスチックのスポンジ抑えの骨組み(2mm厚程度)を除去して、金属グリルだけにすれば、クリアできるのではないかと思っていますが・・・・。
もしかすると、グリル越しに水色のコーンが見えて、それはそれでカッコいいかも・・・などと自分を励ましています。
つづく・・・。
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