オーディオテクニカ HYP-180B
無線用のマイクとしてドラム用のマイクって相性が良いみたいですね。やはりマイクの周波数特性が無線機のフィルターの肩で落ちるところを丁度補強してくれるみたいです。
(ローカル局は送信帯域2.4khzのちょっと甘めなフィルタータイプの無線機です)
僕もAKG D112を持っていますが、他にも色々とあります。
ローカル局がオーディオテクニカのHYP-180Bを入手してオンエアしてきましたが、このマイク、イケますね。
3khzだとちょっと低域を落としたい感じですが、2.6~2.4khz帯域辺りで聴くと「ベストマッチ」って感じです。普通に使うにはとても良いのではないでしょうか?
マイクの特徴としてはD112的な感じで、メリハリがあって音が「スタンッ!」って出る感じ。ドラム収録用だけあって、低音も感度が高い割りにはスッと納まってくれますし、近接効果も少なめで吹かれにも強いように聴こえました。
指向性はスーパーカーディオイドで無線機を背にしておけば、無線機のファンの音がかなり軽減されると思います。
既に後継機種が発売されており、このシリーズは在庫限りのようですので、もしかすると価格的に狙い目なのかも。
周波数特性的には一般的な楽器収録用マイクの特性に近いですが、60hzと3khz付近の他に7khz付近にもう一山あるトリプルピークが特徴ですね。
HYP-180Bを使ったローカル局の変調は低音がでているのにヌケてるいい感じに聴こえていますが、これって7khzの山が良い塩梅で効いているのではないかと想像しています。
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