AT-HDSL2 期待通り
「オプティカルスプリッター」で紹介したオーディオテクニカのAT-HDSL2ですが、先日価格を調べたところ、かなりこなれた価格になっているのを発見。
早速購入して使っています。
やはり単純な光学式のスプリッターと違って減衰しません。僕はIC-7800の光出力を2枚のサウンドカードや他の機材で受けていますが、全ての機材の入力レベルがあがりました。単純2分割で-3dbですが、光学式のスプリッターではそれ以上減衰していた感じです。
また、オシロで波形を見たわけではありませんが、PSK31の信号などをMMVARIで見る限り、エッジがほんの少し立ったように思いますが、これはプラシーボ効果かも知れません。
肝心のデジタルモードの受信では、微弱な信号のデコード率が少し上がったような印象です。
デコード率があがったのは光学式スプリッターで減衰していた分が普通のレベルに戻った・・・ことが理由ですね。
AT-HDSL2にしてから「そう言えば光学式スプリッターを使う前はこんな感じだった・・・」と思い出しました。
余計なものを入れると、気がつかないうちに悪化させてることがありますので、要注意ですね。
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コメント
まあ1000BASE-SXのスプリッタじゃないですから,機材としてはかなり安定した動作が期待できると思います.S/PDIFにしてもイーサネットにしても,光接続は2点間で使うにはいいんですが,どうしても引き回すときは電気信号に変換してしまいます.
投稿: Kenji JJ1BDX/3 | 2006年4月24日 (月曜日) 09時23分
力武さん
安定して入力レベルを保ったまま分割してくれているようです。
今回は1PCの2枚のサウンドカード入力だったのですが、将来的に別のPCや機材に接続することも考えて電位差による諸障害を防ぐ意味もあって光の分割にしてみました。
これは気分の問題が大きいと思うのですが、なるべくPCと無線機材のグラウンドを共通させたくないのです。
アイソレーションはCI-Vが残っているんですけど、そのうち光でアイソレーションしたいと思っています。
投稿: JI1ANI 福井 | 2006年4月24日 (月曜日) 12時19分