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2006年5月 4日 (木曜日)

Heil クリアスピーチスピーカー

昨年FT-817と同じ時期にHeilの外付けスピーカーを米国から購入しました。DSP付きでFT-817と組み合わせて使うこともできます。スピーカーは12cmでバスレフタイプのエンクロージャーで、結構いい感じで低音がでます。
Heil_cs
ノイズリダクションは4ポジションの切替で、トーンコントロール付きです。ノイズリダクションの効きはまぁまぁって感じで、FT-817の無信号時のノイズは綺麗に消してくれます。

以前から中身を見て、DSPの基盤が小さかったら817に内蔵してみよう・・・と思っていましたが、なかなか腰が上がりませんでした。
連休で時間が取れたので、中身を見てみることにしました。
Heil_cs1
右側の基盤がDSPとパワーアンプです。残念ながらこのサイズではFT817に内蔵させることは難しいです。やはり内蔵させるのであれば、817専用に発売されているDSPが必要のようです。
Heil_cs2
右側がDSPの動作ポジション、ボリューム、トーンコントロールのVRやスイッチが載っている基盤です。
スピーカーはマイラーコーンと説明されていますが、透明なプラスチック製のようで、音質は固めです。
確かにメリハリがあって明瞭度は高めですが、残念ながら長時間聞いていると疲れるような音質ですね。もちろん、好みの問題ですけど。

面白いのは左側のバスレフポートです。ちゃんと長さの違う管が2本付いています。低音域に変なピークがないのは、この二つのポートで周波数を調整しているためのようです。
でも、上の写真の左側をみるとわかるように、ポートのエンクロージャー側はスポンジでフタをする構造になっています。
フタしない方が豊かな低音がでると思いますが、チューニングした結果なんでしょうね。低音がもっと欲しい場合は、スポンジを切ってあげれば低音がもっと出ると思います。

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