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2006年5月19日 (金曜日)

IC7800のALC

アップグレードしてC/N特性が向上したIC-7800ですが、正直に言えば送信音質面での向上を顕著に感じることはできませんでした。
非常に微妙に「良くなった」感じであり、プラシーポ効果と言えてしまう範囲だったのです。

最近、秘密兵器を導入して音作りをもう一度全部ゼロから行っているのですけど、その過程で「ALCが振れても、以前のように音が悪くならない」ことに気がつきました。
アップグレード前はALCが振れだすと、僅かではありますが音が悪くなる(恐らく歪みだと思います)のがモニター受信していると判りました。

もちろん、音が悪くなる・・・と言っても+30db程度の信号強度で相手の耳が余程良くないと変化が感じられない程度で、普通のQSOでは分からないと思います。
むしろALCが動作しても、音質の悪化をここまでくい止めている技術は素晴らしいと思います。

が、音が悪化するのは事実ですから、僕はず~~~っと「ALCが振れないレベル」で運用するようにしていました。
アップグレード後もずっと同じようにしていたわけですが、今回の音作りの過程で、フト気がつくとALCが盛大に振れていることが何回かありました。
その時は「あ、いけね」って機材の出力レベルを下げて、ALCか振れないように調整していました。
先日、調整ミスで出力レベルが高い状態でず~~~っとダミーロードを温めていたことに気づき、改めてALCの動作と音質の変化を確認してみました。

すると、以前のようにALCが動作すると微妙に音が悪くなるような現象が消えているではありませんか?
正直に言えば、以前はALCの動作で音質が悪化するのが聞き分けられましたが、今では聞き分けられません。(ALCが半分程度振れる・・・範囲での話)
それに機材をデジタル化しましたので、アナログ処理と違って音質が悪化する要素は以前よりも減っており、むしろアナログの時よりも音質の悪化は顕著に判るようになっている筈です。

聴き比べしているわけではないので、絶対とは言い切れませんが、恐らくIC-7800の基本的な音質のクオリティが向上分がALCでの悪化分を上回ってしまい、僕の耳の検知レベルを下回った・・・ということではないかと想像しています。

ということで、従来はALCを振らさないセッティングでしたが、ALCを多少振らせるセッティングに変更しました。
従来はIC-7800のパワーメーター読みで、音声のピークで80W程度でしたが、現在は120W程度でも、以前よりも良い音質で送信できています。なんかトクした気分です。

でもALCが動作しても音質が悪化するのが分からないって、今までの無線機では考えられませんねぇ・・・。今のIC-7800は異次元の体験ができる無線機かも知れません。

でも、僕の耳が老化しただけ・・・・かも。

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