3.5メガ アダプター その1
ルーフに付けたスクリュードライバーアンテナは飛び・受け共に、以前の2.5mホイップ+AH-4に比べて良いパフォーマンスをだしています。
もちろん、自作のモービル基台V2も健在で、先日の高速+林道走行でも問題ありませんでした。
でも、やはり3.5メガも走行中に出たい・・・・と思い、エレメントを延長するアダプターを作りました。スクリュードライバーのエレメントを60cm延長すれば良いことは事前の実験で判っています。
でも60cmも長くするとアンテナトップが地上高3.8mを超えてしまいます。
そこで、ハムスティックの下部を切断して、4mmのアルミ線90cmを緩くコイル状にしてエレメントとスクリュードライバー本体の間に挿入して長さを稼ぐことにしました。
出来上がったコイルをスクリュードライバー本体とエレメントの間に入れてみると・・・・・・4.3Mhzの最低共振周波数が3.92Mhzに下がったものの・・・・3.8Mhzすら届きません。
失敗!
実は事前に2ターンで実験したことろ3.88Mhzでしたので、3ターンならば3.8Mhzはイケルだろう・・・・と思っていたのですが・・・。
コイルの直径は約10cmで変えていませんので、1ターン増えて線間が詰まってインダクタンスが増加したことが、逆効果になってしまったようです。
なんせ、このコイルの下にはスクリュードライバーのコイルがありますので、普通のように(巻き数増加=インダクタンス増加=電気的な短縮効果増加)ならないみたい。
思い切って直径30cm程度の1ターンループにした方が効果がありそう・・・・ということがわかりました。
アルミ線は90cmですから、直径30cmで半径15cm、アンテナから15cm外に飛び出すのでボディ幅ギリギリかな?
でもなんとなく・・・・ですが、1ターンコイルでも3.7Mhz辺りまでのような気がするんですよねぇ・・・。全くのカンなんですけど。
なお、コイルを入れた所に60cmのキャパシティハット(アルミ線1本の簡易タイプ)を入れると3.54Mhzになることも実験済みですが、60cmは長くてフラフラするので走行中には使えませんし、先端がなにかの拍子に刺さりそうで、とても危険です。
キャパシティハットはエレメントの先端に入れると効果が高いのですけど、先端に付けた場合はトップヘビーで走行なんて無理。
それに木の枝に引っかけたらキャパシティハットが引っかかってアンテナに無理な力が働きますのでNGです。
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