MINI-TUBEの中は?
IC-7800とFT-817を比較することに無理があるように、サイズや価格も含めてそれぞれの持ち味がある・・・ということで、単純な比較には無理がありました。
改めてマイクプリアンプの重要性が良く理解できた次第です。同じマイクでも、マイクプリアンプでかなり印象が変わります。
でもMINI-TUBEの音質が悪いわけではありませんよ。ベリンガーのUB-502のマイクプリやMIC200と比較するとノイズも少ないし、マイクの持ち味が出やすい感じです。
また、MINI-TUBEの方が無線向きの厚みのある音を出してくれますし、このサイズと価格と作り(部品とか)を考えると、コストパフォーマンスはかなりのレベルだと思います。
もっとも、昨年までは僕の購入価格の約2.5倍の価格で販売されていましたので、コストパフォーマンスが高いのは当然と言えば当然かな?
基盤は右上が電源部、結構しっかりしてそうでしょう?中央が増幅部、右手前がコントロール部、コントロール部と電源部の間がマイクプリの初段です。
左側がメーター表示部となっています。電源部と増幅部が隣接しているのが気になりますね。
左上から中央下部への茶色の配線がHi/Loインピの入力配線で、基盤とはコネクター接続です。これはラッキー!変更も楽チンです。
信号経路は、中央のコネクター部から時計回りになっていて、オペアンプの初段増幅から真空管を通ってオペアンプで再度増幅、そして出力コネクターとなっています。
また、ケースはハーフラックサイズですから、基盤上部に3センチ程度の余裕があります。これは想像通りです。
蓋を開けたまま中を眺めては、あれやこれやと妄想している時が一番楽しいですね。さて、どうするかなぁ?
今回は一応ノイズレベルとか、S/Nとかを簡易的にデータ取りしてから改造して、改悪なのか改善なのか?耳以外でもわかるようにしたいと思っています。
もっとも、データ上は悪くなっても「耳障り良く聞こえる」ことが正解ですので、データ上は改悪になるかもしれませんね。
少なくともS/Nは良くしたいですね。すると最初はカップリングコンデンサーかな?
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