ディエッサー不要のリボンマイク
リボンマイクが人の声を収録するのに大変優れたマイクであることは知っていましたし、リボンマイクを使っている方の変調を聞いて、その太い音質にあこがれたのも事実です。
でも、自分でリボンマイクを使って最初に気づいたのは「ディエッサーが不要」ということです。
ディエッサーとはサ行を発音した時に発生する歯の隙間から息を出したような音(シャ・シュ・ショやサ・シ・ス・セ・ソ)に多く含まれている音のパターンを見つけて、自動的にアンプのゲインを下げてあげる装置です。
ディエッサーを使うとサ行の発音が自然に聞こえるようになります。僕はいつもonにしていましたが、リボンマイクにしてからディエッサーが殆ど動作しなくなりました。
つまり、サ行を発音した時にも、擦歯音を拾いにくい構造のようです。低音部分も軽くコンプレッサーを掛けたような感じですし・・・。
リボンマイクは基本的には高価ですが、他に色々と機材を揃えなくても大丈夫のようですから、かえってお買い得なのかも知れません。
RM4は使い始めた時と現在では、かなり音がちがってきます。最初に音を聞いた時は?って思ったけど、どんどんリボンの雰囲気がでてきました。
どうやらRM4はエージングが必要なようです。
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コメント
仰るとおり、リボンマイクだと擦歯音が抑えられるメリットはある反面、『吹き』には極めて弱いので、マイク正面でのくしゃみ、爆笑共に厳禁ですね。
ポップガードを付ければ良いんでしょうけど、ちょっと目障りです。そこで、小生は今、マイク本体の内側に、ストッキングを切って貼り付ければ良いのではないかと思い、お盆休みにでもやってみようかと画策中です。 マイクにストッキングを被せても効果は一緒なんでしょうけど、ちょっと見栄えが.....。
それはそうと、エージング後の音を楽しみにしています。
投稿: JA1BBP 早坂 | 2006年8月 9日 (水曜日) 12時19分
本当に「吹き」には注意ですね。ラグチューしているときの「爆笑」が一番の問題(笑)です。
僕もストッキング作戦をやろうかな?と思っているんですけど、なんか、銀行強盗みたいになっちゃいそうで躊躇していました。
RM4は外側の黒色グリルの内側にスレンレスのメッシュのポップガードが付いていますので、やはりその間にストッキングを挟むのが良いかな?と思ってはいましたが・・・ちょっと怖くて手が出せないでいます。
ネジが見当たらず・・・グリルの外し方が分からないのです。トホホ。
投稿: JI1ANI 福井 | 2006年8月 9日 (水曜日) 21時36分