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2006年9月 3日 (日曜日)

MINI-TUBE改造 その6

MINI-TUBEの熱対策とプチプチノイズ対策を実施中です。
熱対策としてはヒートシンクという手っとり早い方法を試してみました。発熱量には変化なくても放熱効率があがることで、ケースの温度が低くなる・・・ハズ。

手持ちのCPU(だったかな?)用の30mm x 30mmのヒートシンクを2個並べてケースに付けてみました。ピンの高さは10mmですので、それほど出っ張りません。
ヒートシンクの取り付けは熱伝導の両面テープですから貼るだけです。
Alto_heatback
こんな簡単なヒートシンクでもやはり効果があって、ケース上面の温度が3度程度下りました。想像以上に放熱効果があるようです。

でわ・・・ということで、アッチッチ状態のオペアンプにもヒートシンクを取り付けてみました。こちらはケースの内部ですから、オペアンプの温度を下げる効果があるだけで、ケース内の温度を下げる効果はありません。
中央下側に3連ヒートシンクです。これもPCのチップセット用の小型もので10mm x 10mmでオペアンプよりも大きいです。
Alto_trin_heat
ヒートシンクを貼る前は75度だった温度が65度と下りました。やはり放熱効率が上がっているようです。
でも、まぁ、ケース内部の温度が早く上がるようになった・・・とも言えます(笑)。

肝心の音の方も温度が下ったことで歪みが減って・・・・なんてことはなく、全く変化なし。着ける前から音への影響は期待していません。

このマイクプリの音はOPA2604が安定してくると、低域がちょっと物足りない感じになってきました。トランス回りも考えているのですが、改造途中でメインがNJM4580の時もなかなかの感じだったので、OPA2604純血主義(笑)を改め、メインアンプの後段をオリジナルのNJM4580へ戻しました。
VU&ピークメーター用のオペアンプもオリジナルのNJM4580へ交換。こちらは音に無関係ですし、例のプチプチノイズに関係している可能性もあります。それにオペアンプを2個NJM4580へ交換したことで、消費電流もかなり減ります。

また、メーター照明用の抵抗も1/2Wを並列にして1W相当へ交換。手持ちのリケノームをこんなところに使ってしまいました。チトもったいないですね。
また、真空管のヒーター用の抵抗も22Ω1Wへ大型化して交換予定です。いくらなんでも温度が90度まで上がるのでは完全に容量(?)不足。これでは抵抗の耐久性が心配です。

大体の作業が終わっていますが、現在22Ωの1W抵抗待ちです。さすがに1W抵抗の手持ちはありません。
一緒にトランスのダンピング抵抗も何種類か注文中。届いたら色々と試してみるつもりです。

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