マイクプリ2台の接続方法
コンプレッサーを接続するインサート機能は当然として、同じマイクプリを並べて使うためのスタック(in/out)端子が付いています。
また、マイク入力とライン入力はサミングアンプでミキシングされますので、スイッチで入力を切り換えるのではなく、Input Gainを-∞にすることで入力カットします。
逆に言えば、ライン入力とマイク入力を自由にミキシングできます。通常のミキサーと違って操作性はイマイチですが、DJ気分を味わうことができそうです。
2BA-211のマイク入力にはStellarのRM-4リボンマイクを接続していますが、もう一つのマイクプリFocusriteのVoiceMaster Proのマイクアンプ後の出力をインサート端子のSENDから取り出して、2BA-211のライン入力へ接続、2BA-211の-10db出力をRETURNに戻してあげることにしました。
2BA-211は通常+4db出力端子を使いますが、真空管の味を最大限に引き出すためには結構なドライブが必要で、結果的に相当な出力レベルになります。
ですから-10db端子を使うことで、レベルはソコソコで真空管の美味しい音を使えるわけです。-14dbのアッテネーター代わり・・・ってところです。
この接続だと、丁度VoiceMaster Proのマイクプリアンプ部分のみ2BA-211に取り替えたような構成になります。
もちろん、VoiceMaster Proのマイク端子にもHeilのPR-40を接続して、2BA-211で切り換え(2本のマイクのミキシングも可能)ることができます。
これで2BA-211の信号をVoiceMaster Proのライン入力アンプを通さずに接続することができます。VoiceMaster Proは各エフェクトをスイッチでバイパスできますので、必要なエフェクト回路のみを使い、最後に内蔵のA/Dコンバーターでデジタル信号化することができるので、理論的には音質が向上するハズです。
もちろん、これは自己満足で実際にモニターしても音質の変化は??なんですけど、気分はかなり良くなります(笑)。
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