IC-7000の受信音
次に本体後ろのACCソケットのLine outで調べてみました。
この特性がIC-7000のベストでしょう。高い周波数がタレずにDSPのフィルター特性そのままです。色々な用途を考えると、このようなストレートな特性が一番使いやすいですね。
同じ測定方法でIC-7800の外部SP端子で調べてみました。
80hz以下も伸びていますし、IC-7000と比べて中低域を強調したような設定になっています。
2台の音質を聴き比べしましたが、周波数特性の通り、やはりIC-7800の方が腰が低く聞こえますが、抜けが少し欠けるとも言えます。
IC-7000は、腰の位置を除けば、音の印象は7800と殆ど同じで、抜けを考えるとIC-7000の方が好きかな。
どちらも良い音なんで、僕の好みを敢えて言えば・・・ということですが、慣らし運転中ですので、音質についてはファーストインプレッションです。
余談ですが、TVやFM放送を聴いた時の音質は、かなり良いです。モノラルなのが「とっても」惜しい。
これステレオ出力だったらオーディオ用のチューナーに使えるかも・・・と思うほどです。そういえばDSPを使ったチューナーってあったかなぁ?
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コメント
IC-706mkIIGはSP端子ではヒスノイズが結構ひどくてLCフィルタで切っているんですが,IC-7000ではどんな感じなんでしょうか.聴感上問題がなければ良さそうですね.
投稿: Kenji JJ1BDX | 2006年11月25日 (土曜日) 21時24分
こんにちは。
ヒスノイズはやはりあります。706は車に載せていますので比較はできませんが、このクラスの無線機では多少は仕方ないと思っています。
スピーカーでは全く気になりませんが、ヘッドホンだとボリュームを下げた時にヒスノイズの存在が分かる・・・程度です。
感度の低いヘッドホンを使うといいのかもしれません。
投稿: JI1ANI 福井 | 2006年11月26日 (日曜日) 17時26分