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2006年12月30日 (土曜日)

IC-7000 ACC入力周波数特性

IC-7000の後部ACC端子に外部入力した場合の周波数特性を調べてみました。もちろん、送信周波数範囲は最大の100-2900hzに設定しました。
最近のICOMの無線機は、送信周波数帯域と受信周波数帯域が別々に設定できて、組み合わせるようになっています。ですから、送信の帯域は狭く、受信帯域は広くして運用することもできます。僕の場合、通常は送信は最大のまま、受信帯域はその場に応じて・・・って使い方です。送信帯域を変えるのはコンテストの時なんかですね。
Ic7000_acc_in

設定値通り100hz-2900hzはキッチリでています。全体的に右肩下りですが、これは測定環境のためで、実際は帯域内はほぼフラットと考えてください。
やはり下がちょっと物足りないですねぇ。70hz辺りまでフラットに伸びてくれると、送信音を聴いた時の迫力がかなり違うのですけど、グラフからは90hzがやっと・・・というように見えます。
この特性だと59+20db程度で受信してもらえれば80hz辺りの音も聞こえる・・・って感じかな?

さて、ハンドマイクとの併用ですが、ACC端子から入力してもハンドマイクから拾った音とミックスされて送信されます。
回路図で確認しましたが、ハンドマイク端子の入力と後部ACC端子やDATA端子の入力は別々のADCに入ってDSPに行きます。ADCはステレオ用で2chですから、それを上手く利用してデジタル信号でミックスしているわけです。

ハンドマイク端子は前面と後面にありますが、こちらはアナログの状態でパラ接続になっています。ですから、マイク端子2個とACC端子を使えば3入力をミキシングできます。BGMを流しながら話すのであれば、それぞれの入力レベルを調整してあげればミキシングはIC7000でできます。

さて、ハンドマイクを接続してコントローラー的に利用しつつ、ACC端子に外部入力を行う場合ですが、先程説明したように、そのままではハンドマイクでも音を拾ってしまいます。
ハンドマイクのマイク入力を殺す一番簡便な方法は、セットモードでマイクゲインをゼロにすることです。
操作としてはAF/SQLボリュームを1プッシュ、SET MODEでQS(F-1)ボタンを1プッシュ、2番目のマイクゲインを0%にします。1%じゃだめです。必ず0%にします。
送信音を聴いていると1%まではなにかが混ざったような変調ですが、0%にするとスッとそれが消えます。デジタルボリュームですから、アナログ回路と違って1と0では大違い・・・ということのようです。
もしかすると、DSPでマイクゲイン「ゼロ」の場合はミキサーをスルーして、ACCからの入力だけを処理するようなロジックになっているのかもしれません。

いづれにしても、ACC端子から音声を入力する場合はマイクゲインをゼロにした方が良さそうです。マイクゲインの調整は面倒に思いますが、2回プッシュするだけなので思ったより簡単です。

この状態でACC端子からの入力だけが送信されます。ハンドマイクの機能はマイク以外は全て生きていますので、ハンドマイクのPTTを使って送信できます。
最初はPTTスイッチも共用にしようかと思いましたが、やはり間違えて送信することが多くなるのは明らかですので、暫くは「マイクは一つ、自作PTTだと7800、ハンドマイクのPTTだと7000で送信」って環境で運用することにしました。

7000の送信音を7800で聴いていて感じたのですけど、7000の送信周波数特性は静的な信号を入力すると7800と同じような感じですが、動的な特性がちょっと違うように感じています。ALCとかリミッターの掛け方の違いだけでは無いように思いますけど未調査です。

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