OPA2604とAD8620
ここ一カ月程は、無線機の外部スピーカー出力をREXERのMX-6でミキシングしてから、ラステームのRSDA302Pのライン入力に入れて聞いています。
無線機2台とPCのサウンドカードの出力をミックスして1セットのスピーカーで聞いています。 RSDA302Pのライン入力はオペアンプで受けていますし、DIP8pinソケットなので、最初はお気に入りのOPA2604に差し替えて聞いていました。
暫く聞いてから以前BrownDogから入手したAD8620のDIP8pin変換基盤版だとどんな感じだろう・・・って取り替えてみました。
二週間程度(のべ100時間以上)鳴らしていますけど、どうも今一つです。
まぁ、ソースは無線音声だったり、PCに取り込んだmp3(一応192khz)だったりするので、オーディオ的にはいい加減な評価ですけどOPA2604に比べてAD8620は音が薄いです。
言い方を変えると「サッパリ」しています。ですから、音を流しているような聞き方では良いかもしれませんが、聴き込むような場合にはあまり向いていないような・・・気がします。そういえばAD8620は最近のポータブルデジタルオーディオ装置に結構採用されているようです。
無線でいうと、相手の感情が少しボケるような・・・・感じ。あ、音自体はむしろAD8620の方がOPA2604よりもシャッキリしている印象があります。
OPA2604でボーカル曲を聴いていると、歌い手の情念のようなものを感じるのですが、AD8620だと、それが弱くなる感じ。なんというか・・・・歌うOPA2604と再生するAD8620かなぁ・・・。
AD8620のシングル版AD8610は「打倒! OPA627」を掲げて開発されたようです。AD8620はOPA2604に比べて色付けされない音なので好感は持てるのですが、残念ながら僕の耳にはOPA2604の色付けが好ましく感じてしまうのです。
僕が好きなのがボーカル系なのでこんな評価になるのですけど、まぁ、もともとこういうのは好みですからね。
というわけで、来年はやはりオペアンプの最高峰と評判の高いOPA627BBx2に挑戦です。
無線機にリボンマイク繋げるのだから、無線機にOPA627BBを奢っていいじゃん・・・みたいな言い訳を自分でしています(笑)。
でも「だから300B(もちろん球はWE限定)にすれば良かったでしょ?」・・・って大魔王さまの声が聞こえそうです。でも大魔王さま、この寄り道が楽しいわけで・・・。
そうそう「ビューティフル・ソングス~ココロデキクウタ」ってオムニバスアルバム結構売れていますけど、このアルバムの4曲目、Jason MrazのYou and I Bothって録音がウルトラ良くないですか?
| 固定リンク
コメント
>ビューティフル・ソングス~ココロ デ キク ウタ~
そうですか。ウルトラ良いんですかあ....。と、思っていたら、いつの間にか『クリック』していました。 ううっ。またやってしました。
まあ、寄り道も必要なんでしょうねえ。 悪い物を知らないと、良い物も認識できないわけですし。 ダークサイドへのお越しをお待ちしております。ひゅ~どろどろどろ~。
投稿: JA1BBP 早坂 | 2006年12月30日 (土曜日) 22時45分
お買い上げありがとうございます。このアルバムは選曲が良くてお勧めなんです。馴染みのある曲もありますしね。
ブログを始める前よりも、失敗を繰り返さないようになりました。
以前は結構同じ間違いをしたりしていましたが、やはり記事に書くことで失敗を明確に記憶するのと、問題点を整理するからではないかと自己分析しています。
それと読者の方のコメントやアドバイスがとてもいいですね。
投稿: JI1ANI 福井 | 2006年12月31日 (日曜日) 11時36分