GP給電点の製作
モービルホイップ+円盤ラジアルは大変良く動作しているようです。比較するアンテナが無いので、これが普通・・・の可能性はありますが、交信していただいた方から「練馬+GPにしては良く来ている」と言われます。
実はあれから更なる改良を考えていて、フト面白いことを思いつきました。円盤ラジアルを円錐ラジアルにしたらどうか?というアイデア。
ディスコーンのラジアルみたいなイメージです。サガアンテナのアローラインは確かに安定して良く飛ぶし、その昔、自分で実験しても給電点の地上高が十分に高い場合は、ラジアルは90度よりも130度辺りの方が飛んだ記憶があります。
でも、給電点を工夫しないと円錐形のラジアルを保持できません。つらつら考えているウチに閃いて、ホームセンターでこんなの買ってきました。
30って数字が見えますが、40mmの塩ビパイプのキャップです。このキャップ。38Φのパイプに被さります。サイズ的には多少ガタがありますが38Φのパイプにビニールテープを数回巻けば「ピッタリ」です。
現物合せでイケそうな感触を得て、早速工作開始。先ずはモービルホイップを取り付けるMコネクターの穴開けから。
ドリルで穴を開けてからリーマーで広げていきました。僕はいつもこの方法です。
コネクターはMJ-MJタイプの中継コネクターで長さが長いタイプ。ロケット秋葉原で購入しました。
ロングタイプの中継コネクターは厚手の板などを貫通させる場合に便利です。
キャップの内部には指など入りませんし、ラジオペンチでは力が入りません。ソケットレンチを使うと簡単に座金を固定できます。
もっとも、ソケット自体も、レンチ側のロック位置までは差し込めませんが、固定作業は問題なくできます。
アンテナ側に他のモービル基台から取り外した化粧ワッシャ(?)を取り付けて完成です。
このキャップの下に同軸を通した38Φのパイプを取り付けるわけです。
給電点がマストの中心になりますので、仮に円錐形のラジアルを取り付けても、マストが邪魔になりません。
ちょうどアローラインの給電点と同じような感じになります。
残るのは円錐形のラジアルですが、こちらは頭の中で設計中。
なかなか簡単にできるアイデアが浮かびません。
3次元の立体造形ですから、強度なども考えると結構手間がかかって大変そうです。薄い銅板を丸めても強度が心配だし、強度を考えると加工が大変だし・・・・。
う~む。
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コメント
コンニチハ.ご無沙汰しています.
でも,ROMはしていました.テーブルタップとi5をゲット出来なかったのは残念です.読むのが遅かった.Hi
ところで,成る程と感心して読んでます.2mのアンテナは私もサガ電子のアローラインを使用しています.
144/430MHzの2バンドアローラインもどきを作る構想はあるのですけど,ネックは給電部でした.どんな作りになるか期待してます.もちろん,パクらせてもらいます.Hi
投稿: JA8RXD/JJ | 2007年1月31日 (水曜日) 12時35分
こんには。
アローラインを使っていらっしゃるのですね。ホイップを2バンドに変更されてみては如何でしょうか?
2m用のラジアルだけで、430のラジアルとしても動作すると思いますけど、駄目かなぁ・・・。
もっとも、ノンラジアルタイプの2バンドホイップでは効果がありませんね。
僕も28メガ用のアローラインを持っていますが、ホイップをフルサイズに変えると、短縮ラジアルとは言え、とってもFBになります。全長は2.5+ラジアルですから多少長いですけどね。
投稿: JI1ANI 福井 | 2007年2月 2日 (金曜日) 20時14分
ご無沙汰しております。JO1KVSです。
転居をはさんで、ネット環境が寸断し、ADSLの継続が不可能となりしばらくダイヤルアップで過ごしておりました。今日からフレッツ光です。今後ともよろしくお願いいたします。
確か、Mコネサイズの圧着端子がありますね。ハムフェアとかヤフオクで入手出来ました。これにアルミの棒を付けたりすると良いかも知れません。アルミ棒なら圧着でしっかり付きます。
3枚くらい入れても十分余裕があるように見えます。
投稿: JO1KVS | 2007年2月 3日 (土曜日) 23時06分