RSDA302PにOPA627BPを入れる その1
昨年の記事でも書いた通り、無線用のアンプRSDA302Pのオペアンプを憧れのOPA627BPへ交換しました。
オペアンプは購入直後からOPA2604に変えて鳴らしていますが、僕好みの音で中々気に入っています。
先輩諸氏の評価から、OPA627BPはもっと良い音であることは間違いないとは思うものの、1個で4千円以上ですから約1万円の投資となり、なかなか踏み切れませんでした。OPA627BPは1回路のオペアンプですから、2回路分、2個必要なんです。
RSDA302Pの中身はこんな感じ。左はパワーアンプのヒートシンクですが、デジタルアンプですのでホンノリ温かくなる程度です。オペアンプは右側上にあります。
これがオペアンプ部分の拡大写真。
基盤は最初からオペアンプが取り替えられることを前提(?)に、8Pin DIPのソケットになっています。丸ピンのソケットを使っている所が◎ですね。
RSDA302Pはアポジーのデジタルアンプを使っていますので、アナログ入力はオペアンプを通ったあと、右下のシーラスロジックのCS5341(ADC)でデジタル化してからデジタルパワーアンプで増幅します。
デジタル入力とアナログ入力の切替も前面パネルのスイッチで可能ですから、アナログとデジタルの音の比較が簡単にできます。
OPA627BPは8Pin DIPで1回路ですから、8Pin DIP2個を8Pin DIP1個に変換する必要があります。変換には今回は定番のBrownDogの変換基盤を使いました。夏にマイクアンプ工作した時に一緒に個人輸入しておきました。
BrownDogの変換基盤は送料が数百円ですから、毎回個人輸入してもいいんですけどね。
上の緑色のヤツがBrownDogの変換基盤です。左下がOPA627BP、右は比較用のSOPタイプのオペアンプ。
627を変換基盤にハンダ付けしようかと思いましたが、何せ高価なオペアンプですから、最初は怖いのでソケットにしようと思い、丸ピンタイプのソケットを取り付けて、その上に627を載せることにしました。
OPA627BPを良くみると、他のオペアンプと違って、各ピンに厚めにハンダメッキが施してあります。これ、音を良くするために処理してあるのではないでしょうか?
基盤上の細い電源ラインを強化するために、ラインの上、全面にハンダを盛って電源容量を増やす・・・って技を使いますよね?アレと同じではないでしょうか?
変換基盤の上にDIPソケット載せて、更にOPA627BPを載せるとかなり背が高くなりますけど、RSDA302Pのケースとは干渉しないことは確認しました。
やってみてからフタが閉まらないのでは、本当に締まらない話になっちゃいます。
つづく・・・。
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コメント
×基盤→○基板ですね。
投稿: JP2LOA | 2018年4月12日 (木曜日) 06時04分