TRIPP・LITE Isobar6ULTRA HG
米国にTRIPP・LITEというサージサプレッサーで有名な会社があります。その中でも取り分けゴツイヤツにIsobarULTRAシリーズがあります。ウルトラですよ。なんか効きそうでしょ?
ノイズフィルターとしては40-80db程度とまぁまぁですが、サージ電流は48,000Aとタフなヤツです。先日、カタログを見ていたら、コイツのホスピタルグレードがあるのを見つけてしまいました。Isobar6ULTRA HG(HGはHospital Gradeの略)です。
コンセント右下の緑印がホスピタルグレードの証で、スイッチや動作ランプも完備です。また、上下がペアのコンセントが3個ありますが、それぞれ独立してフィルターが動作するように工夫されていて、コンセント間のノイズ逆流を防ぐようになっています。
実は以前から「いいなぁ~」って思っていたんですけど、電源回りの強化のためにコイツを個人輸入して、早速ケーブルをオヤイデのCV-S 3.5と交換。大容量の無線用のテーブルタップに改造しました。
でも、永久保証なので、改造するのはチト勿体なかったです。付属のコンセントもクリアタイプのHGが付いていて、とても好感が持てました。
中身はこんな感じで、頑丈に作ってあります。接続部はファストン端子になってるのがちょっと不満。ネジ留めか、ハンダ付けの方がいいんですけどね。
それと、電源入力が右側でノイズフィルター類が左側に配置されていて、コンセントの上をフィルター前のACケーブルが通っています。これはちょっと残念ですが、ケースのサイズの制約でしょう。
僕はこのテーブルタップの前にも1個フィルターを入れていますが、ACラインに大量のノイズが乗っている場合は、ケース内でACコードから漏れたノイズがコンセントに出ないか心配です。まぁ、これはサイズとのバーターかな?
ノイズフィルターのコイルが小さめかな?でも、普通のノイズフィルターに比べたら、かなり大きな方です。
国内メーカーの殆どのヤツは??って感じで、ノイズフィルターと威張っているけど、中はパッチンコアにACライン2回巻だけ・・・というものもあります。2回巻でも、そりゃぁノイズは減るけど・・・ね。
改造後の中身はこんな感じです。右側のACケーブルをCV-S 3.5に交換しただけで、関連する所はハンダ付けしました。
ケーブルに合せて、ケーブル止めも1サイズ大きなネジ留めのものに交換。最初の穴が小さかったので、リーマーで穴を広げましたが、シャシーが鉄板で結構手間がかかりました。
このケースが鉄製ってのも、一つのポイントですね。
これで、無線用のテーブルタップの出来上がりです。以前の量販店で980円で買ったテープルタップに比べて、かなり安心感があります。
ノイズフィルターにサージプロテクターですから、これはオーディオ用にもいいのではないでしょうか?日本のオーディオ用のテーブルタップにはノイズフィルターが入っていませんが、最近の集合住宅などでは必需品ではないかと思うのですけど・・・・。
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