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2007年2月 1日 (木曜日)

やっぱり電源が効いたような・・・

電源回りを変えたのは、幾つかのキーとなるケーブルやタップなどをご紹介していますのでご存じだと思います。
電源回りを整備した動機としては「音(基本的には送信音質)」を良くしたい・・・ってことなんですけど、やはり音が変わったように感じます。
特に僕の場合はベアフット運用ですから、リニアを使っている方のように7~80W程度の出力でエキサイターとして使っているわけではなく、200Wフルパワー運用です。ですから電源の影響は結構多いハズと考えています。

最近のセッティングではSSBでALCが振れずに100Wを超えることも珍しくありません。この状態でも自分でモニターしていても聴感上歪みが発生しているようには感じません。もっとも第二世代のIC-7800(3Khzルーフィングフィルター追加バージョン)は、ALCが多少振れても、歪みを感じなくなっていますので、以前のように絶対ALCを振らせない設定から、多少振れる設定になっています。

もっとも、ALCが一度振れた後のリリースタイムはちょっと長めじゃないか?と思っています。今の1/3程度で十分じゃないかな?これはAGCの設定(これは可変だから初期設定の話)と相通ずるところがありますね。ICOMさんの基本ポリシーでしょう。

電源回りを見直したことで、パワーが少し出るようになった・・・という目に見える効果はありましたが、送信音が変わったという感じは正直受けませんでした。

でも数日経ったころから「なんとな~く」ですが、やはりほんの少し変わった雰囲気を感じています。
原理的には効果があってもおかしくないのですが、まぁ、プラシーボでしょ・・・と自分を納得させていましたが、ローカル局に「なんか、声に迫力でたんじゃない?」と指摘を受けました。それも2局から・・・・。

モニターしてもその指摘通りなんですよ。でも、ここのところ、機材の設定も微妙に変えて、中高域のコンプレッサーのメイクアップゲインを2db程押さえたので、音の傾向としては相対的に迫力がでるような方向へ変更しています。

でも、これは自分の声を色々加工している方はご理解いただけると思うのですが、そういったエフェクトとかでは変えられない部分ってあるじゃないですか?
骨組みとか、骨格みたいな、自分ではどうしようもないような部分、その部分が少しだけど変わったように感じるわけです。
だからなにやっても「なんか、以前と違う・・・」って感じ。
ダミーロードを暖めながらヘッドホンをわざわざ昔のヤツに戻して聴いたりしても「やっぱりちょっと雰囲気が違うよなぁ~」と感じている今日この頃です。

まぁ、端的に言えば今回変わったのは「素性が良くなった」ような変わり方に感じているので「結果オーライ!」ってことでいいのですけど。
自己満足だからいい!って思っても、なんかスッキリしないのです。もしかして、無線機内部の電源ラインをもっと太くすると、もっと音が変わるのかなぁ?
それはそれでやっみたい・・・・ような・・・気もする。ICOMさん、7800の電源回りでは苦労されたようですから・・・。

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コメント

いつも楽しく読ませて頂き 且つ参考にさせていただいております。
 今回の電源周りで効果が出るんですね!?
驚きましたので早速まずは電源コードからと注文いたしました。
 音質は自分の耳に自信が無いのと自虐的な世界にハマルの賀怖く今のところ近づかないようにしています。
IC-756PROⅢではね!?
 7800か9000を購入すればはまるかも?
そのときには大いに参考にサセテイタダキマス。
  

投稿: JA4FHE | 2007年2月 1日 (木曜日) 08時44分

こんにちは。
正直に言って、やはり気のせいかもしません。でも、何も離していなローカル局から指摘されたので、やはり少し効果があったのかなぁ・・・って思っています。
でも、原理的には理に叶っていますし、送信音のトランジェントが良くなることはあっても、悪くなる理由はありません。やはり電源は全ての土台になると思いを深くしました。

投稿: JI1ANI 福井 | 2007年2月 2日 (金曜日) 03時28分

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