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2007年3月16日 (金曜日)

LDG AT-200Pro

AT-200ProはLDGの200Wオートチューナーです。1.8~50Mhzまで使えて250WpepですからRTTYやPSK31の運用もできそうです。チューニング範囲も広くてSWR 10:1程度まで対応できます。
また、16,000ものチューニングメモリーを持っていて、一度チューニングすると素早くチューニングできます。
無線機とCATケーブル(付属)で接続すれば、無線機の周波数に追随してチューニングできます。もちろん、送信信号(SSBの「あ~~」とか)でもチューニングできるオートモードもあって、どんな無線機でも使えます。
At200front

色々とボタンが付いていて難しそうですが、基本的には電源スイッチしか触らないで大丈夫です。
アンテナも2本接続できるので、2本のアンテナを一台のチューナーで切り換えて使えます。
At200back
AT-200Proを入手したのは、このオートチューナーに4:1バランを接続してCOBRA UltraLite Juniorのラダーラインに接続しよう・・・と計画したからです。
無線機内蔵のチューナーはインピーダンス整合範囲が狭くてSWR 3.0:1辺りが限度なので、整合範囲が広いチューナーを探していました。

購入しようと思っていたら、米国に出張中のローカル局からメールをいただいたので、購入をお願いしてハンドキャリーしていただきました。

週末にアイボールして品物を受け取ったのでAT-200Proの実力テストをしてみました。
W2au_balun チューナーのAnt端子にW2AUの4:1バランを接続して、1.5mのエレメントと数メートルのコールドエレメントを接続してランダムワイヤー状態でのテストです。
7メガで5W送信してみるとガチャガチャ・・・カチャ!ってチューニングできました。

1.5mのエレメントで7メガがチューニングできるとはやはり整合範囲がかなり広いです。でも、かなり賑やかな感じです。
このテの機械に慣れていない人はリレーの音に驚くこと間違いナシ。でも、高耐圧のリレーを使っているので音はこんなモンでしょう。

HF-5Bの同軸をチュナーのAnt端子に接続して7メガでチューニングしてみましたが、やはり問題なくチューニングできました。もちろん無線機内蔵のチューナーではこんな芸当できません。

なお、一度チューニングすれば、その周波数の整合状態をメモリーで記憶しますので、次回から「カチ」って、本当に一瞬でチューニングできます。かなり細かく周波数を記憶するので、一度記憶させればガチャガチャ音は殆どしなくなるでしょう。

さて、問題はこのチューナーを何処に置くか・・・・なんです。
ラダーラインはつづら折りすれば短くできるのは判っていますけど、このチューナーを屋外に設置すると電源ラインを新設しなければなりません。

う~む。

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コメント

いいですね。COBRAに使うには、AT-200pro
ですよね。欲しくなりました。

投稿: JE3OZB/JA1AGJ | 2007年3月17日 (土曜日) 09時07分

インピーダンスが低い方は実験しましたが、高い方は・・・・実験していませんが、多分カタログ通りではないかと思います。
ハシゴを室内に引き込まない・・・とすると、屋外なので電源供給が問題なんです。シングルバンドならいいんですけど、僕の場合は3.5-10メガの3バンド用ですから。
ひとつ、アイデアがあるのですけど、それは実験してから記事にします。

投稿: JI1ANI 福井 | 2007年3月17日 (土曜日) 09時43分

RTTYなどはパワー的にどうかなと思っていたんですが、Webで公開されているマニュアルを見ると、"200 watts continuous"って書いてありますね。
これなら、東京ハイパワーのより良さそうですね。

投稿: JS1KQQ | 2007年3月17日 (土曜日) 12時59分

中山さん
200W連続はDigital modeでは絶対必要なので、特に注意しています。大抵はSSB、良くてCWなんですよね。
実は200W連続に対応するオートチューナーってとても数が少ないのです。
LDGは500W連続もあって、評判が良いようですので200W連続というスペックも信頼できるのではないかと思っています。

投稿: JI1ANI 福井 | 2007年3月17日 (土曜日) 14時00分

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