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2007年4月18日 (水曜日)

コブラJrはDX向き?

コブラJrに変えて3.5は各局の信号がとても良く聞こえるようになったのですが、良く注意して聞いてみると、強く聞こえる局がメンバーチェンジしているんです。
以前は都内とか近郊(50km程度)各局がとっても強く聞こえたのですけど、コブラJrに変えたら、100km以遠の局が強く聞こえます。

給電点の高さは同じ、同軸はラダーラインへと変化しましたが、ラダーラインから輻射されていないということは、恐らくラダーラインで受信していないでしょう。
すると片側のエレメント長が7.5m→11mになったことによるインバーテッドVの頂角が90度→110度程度になったことでしょうか?

実はインバーテッドVの頂角は以前の短縮DPで実験済みで、90度と120度では今回のような顕著な変化は見られませんでした。
実は120度程度にするとDXに飛ぶようになるのでは?なぁ~んて考えてワクワクしながら苦労してステーを伸ばしてみたのですけど、気持ち良くなった?程度でした。そこでHF-5Bに影響の少ない90度に戻していました。

コブラJrにして変化で顕著なのは都内の10km程度の距離で、信号が20-30db落ちました。ガックリ弱くなって、アンテナを変えた(あちらが)のかな?なんて思っていたのですが、そうではなく、僕がアンテナを変えたためのようです。

う~む。以前は真上に打ち上げていた輻射ローブが存在したけど、コブラJrにしたら無くなってしまった・・・ってことなんでしょうか?
100km以遠の局が良く聞こえるようになったことと併せて考えると、やはり全体的に打ち上げ角度が下った・・・ということなのではないかと思います。

実は、7メガでも同じ傾向があって、どうも6や8がコンディション以上に良く聞こえる感じなんです。これは僕だけではなく、移動運用でコブラJrを使われたJA1AGJ局も感じているとのことですから、打ち上げ角度が低いのは間違いないでしょう。
給電点をそれなりの高さにあげると、結構DXに飛ぶのではないでしょうか?ローバンドの場合は、確かに効率は大切な要素ですが、打ち上げ角度はそれ以上に重要な要素です。

MMANAあたりで解析したいところですが、なんせリニアローディング部のエレメント間隔は目測で数ミリですからモデリングできそうにありません。

それとコブラJrにしてから、受信音が綺麗になりました。これは以前の2線式のインバーテッドVでは、左右、それぞれ2本のエレメント(3.5・7用と10用)両方で受信した信号が合成されていたのが、1本のエレメントで受信するようになって、位相や時間的なズレが無くなって信号のピューリティーが向上したため・・・と推測しています。
信じていただけないかも知れませんけど、僕には「音が澄んだ」ように聞こえます。

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コメント

JI1ANI 福井OMがご指摘の通り、打ち上げ角が低いのではと感じています。もしくは、垂直面パターンが同じ高さに揚げた普通のD.Pより鋭いのではという感じです。具体的には、7MHzでも、3.5MHzでもコンテスト時に感じたことですが、連続して特定のエリアから強力な信号で呼ばれることが多かったのです。まるで、50MHzのEsのようです。これは、移動などで、高く揚げたとしても
1/4λ程度(7Mhzで)での垂直面パターンは、真上に円形に近いものと思われますが、コブラJrでは、地上高を1/2λ以上に揚げた時の感覚に近いのです。したがって、アンテナそのもののゲインは
D.P比云々より実質的にDXに対して有効なアンテナであると感じられるのではと思っています。不思議なアンテナです。ALL JAで検証を進めます。

投稿: JE3OZB/JA1AGJ | 2007年4月19日 (木曜日) 00時24分

そうなんですよね。なんか今までのアンテナと様子が違うのです。エレメントだけでこんなに変化するとは考えにくいので、やはりラダーラインとの組み合わせに原因があるように思います。

アンテナのモデリング技術はコンピューターの進化で急速に向上していますが、モデリングが始まった頃にはラダーラインは廃れてしまっているために、ラダーライン特有の事象がモデリングから漏れてしまっている可能性があるのではないかと思います。

また、50年以上前の先輩方がローパワーでDXingを楽しまれていた一つの理由として、ラダーラインによる給電方法があったのかもしれません。
いづれにしても色々な条件で使っても、共通して変化を感じる・・・ということは、やはりラダーラインって生き残っているだけの理由があるように感じています。
コブラアンテナを見つけて購入のチャンスをいただいた初根omには感謝です。

投稿: JI1ANI 福井 | 2007年4月19日 (木曜日) 12時25分

私もCobra Ultralight Juniorを使い始め
ましたが、ラダーラインが450Ωで4:1バランでは
変換後が110Ω程度になります。Tuner使用が
前提ではありますが、9:1では上手く行かない
のでしょうか?Joeからは4:1がベストだった
というコメントを貰ってはいますが、なにやら
腑に落ちないのですが・・・。理解が間違って
いるのでしょうか?ご教示下さい。
ちなみに私はMFJ-989C内蔵の4:1を使って
マッチングをとっていまして、1.8までOKです。
(飛びはともかく)
問題はロスです。BAL200-H10-ATが良いよう
なので購入してみようかと考えています。

投稿: JH1ILX 田村 | 2010年5月10日 (月曜日) 11時39分

田村さん
こんばんわ。コブラはバランでかなり特性が変わります。僕のところではBAL200-H10-AT一番よい結果となりました。
コブラの張り方で違う結果になることもあるかも知れませんが、ロスが少ないことは運用していても実感できました。
具体的な数字では出せないのですけど、こう、なんか飛びが良くなった感じ・・・わかりますよね?
ロスが気になるのであれば、試す価値はあると思います。
確かに高価ですがバランは長く使えるものですし4:1ならば使い勝手もよいと思います。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2010年5月10日 (月曜日) 19時30分

ANIさん、
情報ありがとうございます。今まで試したのはMFJ-989C内蔵の4:1を使うのと、1:1を使って
989Cでマッチングをとる2種類ですが、結果的には、マッチングそのものは4:1の方がスムーズながら、ノイズは1:1の方が少ないようです。
BAL200も試してみたいと思います。写真では
バラン本体にアース端子があるようですが、
アースをとっておられるのでしょうか?

投稿: JH1ILX 田村 | 2010年5月11日 (火曜日) 07時56分

田村さん
バランスのアースは使いませんでした。ラダーをシャックの中まで引き込んで、オートチューナーに取り付けたBAL200に接続して、無線機で送信してオートチューンする使い方でした。
3.5-28まで使えましたが、14から上は別のアンテナがあるので3.5-10の3バンド用でした。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2010年5月11日 (火曜日) 15時04分

ANI/福井さん

アースはとっておられないのですね。了解です。
私の場合は1:1でアンバランスに変換した後で
756PRO3のオートチューンを試みてみましたが、
3.5以下はダメでした。インピーダンスを50Ωに
近づけた方が良いのでしょう。
Tunerの方は整合範囲は広くて1.8までOKなの
ですが、なにせ手動は面倒です。
BAL200の導入を考えます。

このようなやりとりをこの場でして良いのか
どうか分かりませんが、いろいろ情報を頂き
ましてありがとうございました。

投稿: JH1ILX 田村 | 2010年5月11日 (火曜日) 17時52分

田村さん
バランが9:1ではなく、4:1が良い理由は、無線機のオートチューナーのインピーダンス整合の範囲が50Ω以下よりも50Ωより高い方に幅があるということだと理解しています。
1Ωよりも300Ωの方が無線機のオートチューナーがチューニングし易いために4:1で高めのインピーダンスに落として、そこから更に無線機のオートチューナーで50Ωにするという2段階インピーダンス変換ですね。
なおインピーダンス整合範囲が広いロングワイヤー用のAH-4ならば、ラダーラインに直結で大変良い結果が得られているようです。
出力100WのICOM無線機ならばバランを入れずにAH-4直結が良さそうです。

投稿: JI1ANI/福井 | 2010年5月13日 (木曜日) 12時47分

福井さん、
バランでのインピーダンス変換の件、了解です。
AH4が良いようですが、今回、Cobraを上げた
のはQROのためですので、AH4は使えませんね。
BAL200を考えます。それにしても、給電点高
21mでMFJ-989C(4:1バラン内蔵)を使っての
テスト結果では、ラダーの引回しに気を遣って
いないにも関わらず、インターフェアが皆無
です。マッチングも1.8までOKです。
1.8での聞こえ方や飛びは別にして3.5や7では
使えそうです。3.5だけはDisplayのノイズを拾い
ますが、いづれにしても面白いアンテナですね。

投稿: JH1ILX 田村 | 2010年5月19日 (水曜日) 07時45分

福井さん、

BAL200-H10-ATを導入しました。
3.8まではスムーズにオートチューンが使える
のですが、3.5ではチューンできません。
以前、どなたかがCOBRAは3.8でチューンして
あるようだとblogに書かれていましたが、
エレメントを長くしたなどの対処をとられた
のかどうか、結果をご存知でしたらご教示
頂けるとありがたいです。
福井さんご自身はオリジナルのCOBRAで3.5も
OKだったということですよね?
COBRAは逆Vで利用されているのでしょうか?
また、エレメント間の角度はどの程度ですか?
BAL200の同軸側で3.5でのインピーダンスを
測定されたことはありますか?

いろいろと恐縮ですが、ご教示下さい。

投稿: JH1ILX田村 | 2010年6月23日 (水曜日) 15時50分

田村さん

オートチューナーの種類でチューニングが取れる範囲がかなり異なります。
私は無線機内蔵のチューナーではチューニングできませんでしたので、別途外付けのチューナーを購入してチューニングしていました。
LDG製ですが、無線機内蔵のオートチューナーと比べて、整合範囲がかなり広いです。

インバーテッドVで頂角は100度程度、オリジナルの状態でエレメントもラダーも全く加工していません。

投稿: JI1ANI/福井 | 2010年6月24日 (木曜日) 12時21分

福井さん

そうですか。内蔵のではなくLDGのオートチュナー
をお使いだったのですね。
私の場合はリニアに内蔵しているものが使えれば
良かったのですが、これも3.5はだめでしたので
結局3.5はMFJ989Cを使っています。
現在は給電点が21mhですので、敷地の関係で
頂角がかなり鋭角になっています。福井さんの
実験とは条件がかなり違いますので、いろいろと
試してみます。
情報、ありがとうございました。

投稿: JH1ILX田村 | 2010年6月29日 (火曜日) 08時37分

田村さん

もし、パッチンコアを持っているのであれば、適当なところ(無線機側から数メートル程度)にラダーラインの2平行線の間の穴を使って2個並列に挿入してみてください。
送信してコアが熱くなるようであればダメですが・・・・。この方法は自分自身では試していませんので、自信はありませんが、これで上手くチューニングできた・・・という方もいらっしゃるようです。
但し、動作原理などは僕には分かりません。

投稿: JI1ANI/福井 | 2010年6月29日 (火曜日) 12時24分

福井さん

情報ありがとうございます。
早速手持ちのコアを試してみましたが、私の場合は変化はありませんでした。
コアの種類や挿入する数などで結果が変わるのかも知れません。
ehamのReviewの中にエレメントを少し延長させて
良い結果を出しているというのがありました。
おいおい試してみます。
ラダーラインを同軸と束ねたり、導体近くを
通したりメチャクチャなことをしている割には
結構使えるアンテナです。
3.5や7でのDXも聞こえれば飛んでいます。

投稿: JH1ILX田村 | 2010年7月 2日 (金曜日) 07時15分

初めまして。
コブラウルトラライトを購入しましたので、情報を拝見させて頂いています。追加情報があれば宜しくお願いします。現在、1.8MHz full size DPを東海岸で使用しています。
Best,
de NY2JA Honge

投稿: Masa Honge | 2013年2月10日 (日曜日) 14時35分

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