E-MU 0404 USB
IC-7800に外部スピーカーとしてBOSEのM3を接続していますが、M3は7800専用というわけではなく、PCやIC-7000の外部スピーカーとしても使っています。
以前ご紹介したパッシブミキサーを使って、オーディオ信号をミックスしていますが、最近、地デジチューナーを購入したこともあって、PCのオーディオをM3で聴く機会が増えています。
PCの内蔵サウンドカードの音はチト「・・・・」なので、無線用に増設したサウンドカードでPCの音も出していましたが、無線(デジタル通信)とPCでの再生でレベルが違って色々と面倒でした。
そこでPC専用のサウンドカードを購入して面倒なことを無くすことにしました。色々と考えたのですがUSBタイプで、現在のパッシプミキサーの機能(ミキシング)を兼ね備えているもの・・・で選んだのがコイツ。
E-MU 0404 USBです。E-MUは以前PCIタイプを購入して、性能面では素晴らしいことは承知していましたが、なんといっても「サウンドカード複数共用は拒否」だったので、以前から愛用しているデジタル通信用のサウンドカードと併用できず、残念ながら手放した苦い思い出があります。
今回のはUSBタイプですし、説明書にもそのような記載は無く、評判も上々ですので購入しました。
届いてインストールしましたが、複数のサウンドカードと共存できます(これが普通の姿だと思いますけど・・・)ので一安心。
でも、インストールすると既存のデバイスを押しのけて、ずうずうしくデフォルトサウンドカードに居座るのはクリエイティブ(笑)譲りか?
※E-MUは2年前にクリエイティブの資本になりました。
早速セッティングして
1.PCの音源として利用する。
2.外部入力端子(マイク&ライン兼用)に無線機のオーディオ出力を入力して、ダイレクトモニター機能を使ってPCのオーディオ出力とミックスして出力する。
3.PCを起動しなくてもミキサーとして動作し、無線機のオーディオがミックスされて出力される。
という当初の目的は達成できました。実は「3」が0404USBを選択した理由です。その代わりにUSB以外にDC5Vの電源アダプターで電源を供給してあげる必要があります。
E-MUは元々DTM用としてプロ向けの機材ですから、音は俗に言う「モニター」的な音です。なんの色付けもなく、入れた音がそのまま出てくるような・・・感じです。
もちろんPC内蔵のオンボード回路の音と比べればノイズレベルからして「あ、違う」って音ですが、まぁ、価格を考えれば違って当然でしょう。
実はコッソリ
4.デジタル入出力を7800と接続して、0404USBをデジタル通信用に使う。
って淡い希望を持っていました。
でも、購入前に調べたところ0404USBの注意書きに・・・
※4 Windowsでは同軸/光デジタル出力はCubaseやSonar等のマルチチャンネルアプリケーション用であり、Windowsのコントロールパネルから選択することはできません。
と書いてあったので無理だろうなぁ・・・と思いつつ、少し試してみましたが、やはり現時点ではMMVARIとの組み合わせではデジタル入出力はできないみたいです。
もうすこし設定などを試してみないと最終的にはわかりませんが、アナログ端子では問題なく利用できるのは確認しました。
もちろん、別のサウンドカードの出力(アナログ信号)を0404USBに入れてA/D変換した信号をデジタル出力することはできますが、これでは単なるA/Dコンバーターです。
できないのはMMVARIから直接S/P DIFのデジタル信号として出力することです。
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