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2007年9月30日 (日曜日)

50MHz用短縮ホイップの比較

アンテナの短縮方法ってコイルを入れるのが一般的ですが、1/4λの電流分布からボトムローディングよりトップローディングの方が輻射効率が高い・・・・って書いてある本もあります。
確かにボトムローディングだと、なんとなく輻射効率が悪くなりそうな・・・感じがします。でもトップローディングは先端にコイルがあって、安定性に欠けるためか市販品では見かけません。
そこで短縮コイルの位置が違うホイップを作ってみて、コイルの場所による飛び・受けの差を検証することにしました。
6m_whip
上:マルドルHS-319-6M
下:サガ電子  AL-28改造

下はサガ電子のアローライン(28MHz用)の輻射エレメントを使って先端のエレメントを取り外して、短いエレメントに交換して50.2Mhzに調整したものです。
HS-3619-6Mは本来51MHzのFM用ですので、エレメントの先端に大きめの圧着端子を取り付け、やはり50.2MHzに調整しました。

写真で見てお判りのように全長は1cm程度しか違いません。全長は67cm程度とフルサイズの45%程度と、かなり短縮されています。
ローディングコイルの位置によって、恐らくバンド幅なども違ってくるとは思いますが、今回は単純に飛び・受けの差のみを比較しました。

3局程お相手いただき、僕が送信した信号を相手局で受信した場合の信号強度を調べましたが、両方のアンテナの信号強度は同一で、差はありません。
僕はトップローディングの方が僅かに有利ではないか?・・・・と、思っていたのですが、今回の実験では特に差は認められませんでした。

もっとも、今回の実験環境は劣悪ですから、この結果が全てというわけではありません。でも、恐らく明確な差がつくようなことは・・・・ありそうにありません。
今回の実験から、機械的に不安定なトップローディングを行う必要性はなく、センターローディングで十分なことが解りました。

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コメント

おはようございます.

 普通,電流腹が最大点へコイルを取り付けると当然抵抗による熱損があるから,それが誤解を招くのでしょうかね?
 コイルの径もワイヤーも太いのを使って出来るだけ損失を減らすってのが常識でした.私も何かの本で読んだのですが,ボトムとトップのコイルの位置でそんなに大きな違いはないと書かれていた記憶があるのですけど,見た目は何だかボトムローディングの方が効率的に悪くは見えますよね.

 でも,メカ的には絶対強い.メカ的に強くて,高周波的にも問題なければ,ボトムローディングが良いですね.ただ,電流給電の給電部は出来るだけ高い位置へセットする事はボトムでもトップでも間違いない事なのでしょうね.
 トップローディングアンテナが多いのは,マルチバンド化するのに便利だからで,ひょっとしたらですよ,その昔,メーカの噂話が一人歩きしてボトムローディングは効率悪いと話が広まったそうな...ってあり得ませんわね.


投稿: JA8RXD/JJ | 2007年9月30日 (日曜日) 11時17分

RXD/JJさん
こんにちは。ボトムローディングは効率悪い・・・って、やはり広まっていますよね?
多分熱損の多いコイルをボトムに入れてしまったことが原因ではないかと思います。
構造的にはボトムが一番ですね。

投稿: JI1ANI 福井 | 2007年9月30日 (日曜日) 12時46分

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