Little Tarheel2装着
のびのびになっていたモービルアンテナのセットアップをしました。杉並も先週から急に冷え込んでいて、今日も昼間から北風が強くて寒かったけど、来月は色々と忙しくてできそうにないので頑張りました。
今回取り付けたアンテナはやはりスクリュードライバーなんですが、ルーフレールへの負担を軽くするためLittle Tarheel2にしました。
小型軽量で有名なサイドキックとほぼ同じサイズで、大きくて重いスクリュードライバーアンテナの中では小型で軽量です。
全長145cm重さは900g、付属の83cmエレメントで3.5 ~ 54MHzをカバーします。僕は東京ハイパワーから購入しました。
取付はボルボ850のルーフサイドで、昨年まな板を加工して自作したモービル基台を使っています。今回はアンテナ折り曲げ機構に替えてアンテナ自体を取り外せるようにしたことです。
以前のアパートの駐車場は住人以外は入りづらい場所でしたが、今度のアパートは駐車場が道路に面していて、自動車やアンテナが道を歩く人から触れる距離なんです。
まぁ、駅に近いこともあって、人目は深夜までありますが、やはりイタズラが心配です。
給電点はこんな感じ。
同軸はアンテナ側の終端にTDKのZC3035を2個入れてあります。同軸の芯線と網線に二股に分けてアンテナとルーフレールの取付ネジに共締めしたアース線に接続しています。
ベランダでのテスト運用結果から、今回は給電点にマッチングコンデンサーは入れていません。
また、アンテナ自体を取外しできるようにHi-Q-AntennasのGQDを取り付けました。GQDはバネ圧を使ってアンテナを取り外せるようになっていますが、Hi-Qらしく加工精度と強度は抜群!
大型のスクリュードライバーでもガタなどは一切ありません。アンテナを取り付ける時なんか、GQDのオス型・メス型に挟まれた内部の空気が僅かなスキマから逃げる「フシュッ」って音がします。
但し、車体側が凹型になっているため雨が降ると水が溜まりそうです。蓋を探さねば・・・。
取付・取外しにはコントロール線のカプラーを取り外す必要があり、ワンタッチとはいきませんが、まぁ、これは仕方ありませんね。GQD自身に4pinコネクターも内蔵されると「素晴らしい」のですけど。
取付、取外しにはレンチやドライバーは不要です。
取り外した本体は、エレメントを取り付けた状態で全長150cm程度で、後部座席にそのまま置いておくことができます。
取り付けた状態で各バンドをチェックしてみましたが、3530~52000khzまで連続カバーできました。3.5メガでマッチングが取れるか心配だったのですが、コンデンサーは不要でした。
3.5のCWバンドだけカバーできませんでしたが、恐らくGQDを取り付けたことでコイル下のエレメントが長くなったためか、テストした場所がビルの近くだったので、ビルの影響を受けているためと想像しています。
いずれにしても3.5CWには出ませんので問題はありません。
早速7メガで2局ほど交信しましたが、以前のHi-Q-2.5/80 RTSとの差をほんの少し感じましたが、今日はコンディションが悪いようですから気のせいかもしれません。
エレメントが120cm→83cmと短くなっているし、コイルの直径も小さいので、効率は多少落ちている筈ですが、それよりも全長2m弱で「走りながら(笑)」3.5メガにQRVできる方が大きいです。
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