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2007年12月 7日 (金曜日)

IC-7000の送信音質設定

IC-7000用の自作セパレートケーブルで、同軸による信号減衰も最小限に押さえてオンエアできるのはとても嬉しい。
この自作ケーブル、シャックの扉の隙間を通すため外径7mm以下という制約の中で延長ケーブルを選択したため、感覚的にも少し細目です。
幸い、制御系には影響がありませんでしたが、送受信のオーディオ信号にはハイ落ちという影響がでています。

まぁ、大勢に影響はありませんが、聞き比べするとすぐに解る。受信信号については手元の外付けアンプ類で補正できますが、送信音質についてはハンドマイクなので未対策でした。
そこで一念発起して、ハンドマイクを止めて外部マイクにして送信音質を改善(?)することにしました。
以前も外部マイクを使っていましたが、今回は延長ケーブルによる信号劣化を補うため、IC-7000のライン入力前にイコライザーを入れてプリエンファシスよろしく、高域を補正した信号を延長ケーブルに入れて、本体に届くころに高域が減衰して丁度良い塩梅になるようにしました。

イコライザーでの補正はこんな感じ。
Ic7000_geqset
あ、これはマイクアンプの後にこのイコライジングではなく、IC-7800用に色々と加工した最終的なアウトプットにIC-7000用として更にこのイコライジングをしています。

真ん中の水平のオレンジ色が基準の0dbで、上下端は+-12dbです。3.15khzで+6db、100hzで-4dbってところです。

IC-7000は90hz辺りまで低域が伸びていますが、150hz以下の周波数はレベルをかなり押さえないと低域がダブついてしまうようです。
シングルトーンでスイープさせても、通過周波数帯域はフラットな特性なんですけど、実際に一定のレベル以上の100hz辺りを含んだ音声を入れるとダブついちゃいます。

多分、動的な特性とか、総合的な入力量とかなんでしょうけど、送信帯域を100-2900hzの設定で広げても200hz以下は入力レベルに注意してあげないと200-2900hzの方が良い音になる可能性大です。
付属のハンドマイクだと、このような問題は起きませんから、ある程度、付属ハンドマイクを前提に調整してあるのかも知れません。

というわけで、無線機の帯域を広げて、外付けマイクでとにかく広帯域で入力すれば良い・・・というわけではなくて、無線機の特性に合せてチューニングしてあげる必要がある場合があります。
もっともIC-7800とIC-756pro2は全く同じ設定で大丈夫なんですけどね。

調整した結果、IC-7800でモニターした感じでは「・・・まぁ、とりあえず」程度にはなりました。まだ少し、ヌケが足りない感じなんですけど、これは低域が広がらないことによって実際の音域が7800よりも狭くなっていることが原因ではないかと想像しています。
絶対音感をお持ちの方は別に聞こえるのかも知れませんけど、普通は相対的なバランス感覚が働いて騙されることが多いようです。

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