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2007年12月29日 (土曜日)

バーチカル用カレントチョーク

ベランダに取り付けたスクリュードライバーの給電点にはコモンモードフィルターを入れてあります。
今までのところ、特に電波障害などは発生していませんので、そのままでも良かったのですが、アンテナのマウントを変更するし、DXエンジニアリングから個人輸入するなら別の商品と一緒の方が送料的にもオトクなので給電方法も変更することにしました。

以前のアパートでもDXエンジニアリングのバランはとても使用感が良かったので、DXエンジニアリングのバーチカルアンテナ用のページで適当なものを探しました。

DXエンジニアリングはローバンド関連の商品が豊富で、ローバンドで多いバーチカルアンテナ関連商品も多数ラインアップされています。
今回選択したのはバーチカル用フィードラインカレントチョークDXE-VFCC-H05-Aです。

5/10kW(連続5kWピーク10kWの意味)と2/5kWの2タイプありますが、今回は迷わず2/5kWタイプを選択しました。2kW連続なんて要らなくて200W連続で十分なんですけど、まぁ、ロスが少ないし・・・・と思っています。
注文して一週間で届きました。DXEは早くて確実、安心してお買い物できます。
Dxe_vfcc_h05
このカレントチョーク、ケースはグランドに接続せず、必ずデカップリングしろ・・・と説明書にあります。写真の黒い部分はカレントチョークのケースを絶縁するのプラスチック板です。
右側をUボルトでマストに固定すると、ケースは電気的にはどこにも接続されない状態になります。

またポールとケースを直交させることで、グラウンドとケースを最大限デカップリングさせるように考慮されているようです。
ブラケットまで付属しているのは親切ですが、Uボルトは付属していません。

届いたカレントチョークのケースを外して中身を確認しましたが、中身は他のバランと同じような感じです。コアの位置などJA4FHEさんが紹介しているバランと変わったところはありませんでした。
恐らく巻き数やコアの大きさや材質、テフロン同軸の種類が異なるのでしょうね。

驚いたのがカレントチョークとアンテナ・グラウンドを接続する平打線。どえらく幅広なんです。
Dxe_belt
たばこの箱の半分位あります。そりゃあインピーダンスを低く保つことは大切ですが、10kWだとこんな極太な平打線が必要なんでしょうね。これが給電用とグランド用で2本入っています。
まぁ、とりあえずこの極太平打線を使ってみることにします。

さて、このカレントチョーク、どんな感じでしょうか?説明には

・同軸からの輻射が減る
・送信出力を効率良くアンテナから輻射できる
・ノイズが減り、同軸での受信も減る

などの効果があると書かれています。
DXエンジニアリングのバランを使った経験から、書いてあることに嘘はないと思いますけど、ノイズが少しでも減れば嬉しいです。
なんせ、6600Vラインがベランダ前の道路の反対側を通っていますのでノイズが凄いのです。強いときはS9+10dbのノイズがあります。

それと届いたDXE-VFCC-H05-Aは写真と異なってスリムです。写真のラベルにもH05-Aと書いてありますので、両方とも間違いはないようですが、モデルチェンジして小さいケースにしたようです。恐らく5/10kWタイプだと写真のサイズではないかと思います。

実際に届いたものは写真の2/3程度の幅(長さは同じ)で、ケースに貼ってあるシールの方がケースよりも幅が広いので、シールもDXの字の両外側ギリギリのところでカットされていました(笑)。
また、普通のバランと異なりホット側(Dの字の上の端子)とグランド側(Xの字の上の端子)が明確になっています。
端子のところにHOTやGNDとか書いてあるのでは味気ないですし、DXのロゴを上手に使っていてオシャレです。

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