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2008年1月22日 (火曜日)

デジタルスイッチ

マッチングコンデンサーの切り換えは5個のリレーとコンデンサーを使って容量を合成しましたが、合成はロータリースイッチとダイオードマトリックスという手法としてはかなりアナログな方法です。

製作の途中で、今回の制御はデジタルスイッチを使えば非常に簡単に製作できることに気づきました。
気づいた時はダイオードマトリックスの製作後で、今回はそのままダイオードマトリックスを使いました。
Dipkr
デジタルスイッチはDIPスイッチなどの総称のようです。まぁ、デジタル回路向けのスイッチということなんでしょうね。
回転型の中に2進化16進スイッチがあります。

ロータリースイッチ的な表現だと4回路16接点ダイオードマットリックス内蔵・・・って感じでしょうかね?
このスイッチの接点は下記のようになっています。

Rotary_dipsw
コードの1~8の4出力で4個のリレーを駆動、リレーはコード1が50/コード2が100/コード4が200/コード8が1000pFの4種類のコンデンサーに接続されているとすると・・・
2x2x2x2で0~15の合計16種類の全パターンを出力してくれます。

つまり4種類のコンデンサーで0/50/100/150/200/250/300/350/1000/1050/1100/1150/1200/1250/1300/1350
という16種類の合成容量を得るためのリレーの制御がこのスイッチ一つで可能で、ダイオードマトリックスなんか不要です。

もっとも接点の容量が0.4VA程度なので、リレーの駆動にはチト足りませんが、PTTをPCで制御する時のように、トランジスタなどでスイッチしてあげれば接点容量の問題はクリアできそう。
もし、160m用の大容量が欲しくなったら160m専用のスイッチとリレーを並列に増設して2100か1100pFが入るようにしてあげれば大丈夫。

というわけでコントローラーの回路(配線ですね)が単純化できそうですし、なんか、デジタルハムライフ的・・・です。
スイッチが入手できれば現在のダイオードマトリックスからデジタルスイッチに進化させようと思っています。
でも、基盤上に実装するタイプは簡単に見つけられますが、写真のようなパネルに固定してツマミを取り付けて操作するようなタイプは通販では見つけにくいようです。

写真のような2進化16進スイッチの通販での入手先、ご存じの方いらっしゃいますか?
コンプリメントコード(on/offがリアルの逆)だと左回しきりで容量大になって都合が良いのですがリアルコードだけでも構いませんのでお知らせいただければと思います。

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コメント

A/D付きマイクロコントローラ+VRで作るとか,割とありそうですが.面倒かな?

投稿: Kenji JJ1BDX | 2008年1月23日 (水曜日) 14時31分

BDXさん
こんにちは。マイクロコントローラーはそのうちチャレンジしなくてはとは思っていますが、ちょっとハードルが高いです。
そうそう、コントローラーのお隣のMFJ1924はPIC内蔵で制御しています。バンド毎のメモリーとかPIC使えば簡単ですものね。

投稿: JI1ANI 福井 | 2008年1月26日 (土曜日) 08時37分

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