ベルデン8412
ケーブルで音が変わる・・・という人と、変わらないという人がいるようだ(極端に細いとかいうのは除外)。
もちろん「変わる派」でも「変わらない派」でも構わないのですけど、今回は「変わる派」向けの話題。
マイクはブームスタンドで机から浮かせているのですけど、ながらくブームスタンドに付属していたマイクケーブルとコネクターを使っていました。
ブームスタンドには5mのケーブルが付属していましたが、3mもあれば十分なので短くして使っていました。
短くしたのはわずか2mではありますが、ちょっと音が良くなった(音の粒々がハッキリする傾向)ように感じましたが自分だけでの比較なのでプラシーボかも。
先日JA1BBP局が「ケーブル変えた」ということで、信号を聞いてみると確かに全体的に変調がスッキリした印象があります。
やはりケーブルで音が変わるのか・・・ということで、思い切ってベルデンの8412に取り替えてみました。
キャノンコネクターもノイトリック製にして、贅を尽くしたマイクケーブルです。写真ようにかなりシッカリしていて、シールドもガッシリ、編み目もミッチリ!さすがです。
でもステージのマイクまで20mもマイクケーブルで引っ張ればケーブルで音が変わるのは分かるけど、わずか3mで変わるのか?
やはり変わりますねぇ。
ローカル局に何も言わず「どっちがいい?」と聞いてみましたが、ベルデン8412の方がなんか音が綺麗と即答でした。
自分でモニターしても音が全体的にハッキリして、ニュアンスも読み取りやすくなっていますが、SSBでわかるかなぁ?って程度だったのですが、この程度の変化でも伝わるようです。
*テストは送信IC-7800 受信FT-2000で実施
ベルデン8412は本当に「定番」で他にも色々なケーブルがあります。しかし、ケーブルでここまで変わるのは、以前の付属ケーブルが余りにも・・・ということだったのかもしれません。
ブームスタンドにオマケで付いているマイクケーブルには注意が必要ですね。
で、ケーブルに注目して色々なサイトやブログを見ると「デジタル伝送もケーブルで音が変わる」らしい・・・。当分はそういうサイトは見ないようにしようっ・・・と。
人はこうやってケーブル地獄にハマッて行くのだろうか? 幸い電源ケーブルについては一回ハマッたので少し耐性があるけど。
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コメント
福井さん、こんにちは
マイクに付いているのはしっていますが、スタンドにも付いているとは
付属のケーブルも結構いい加減な物が多いのでいつも捨てるかあげるかしています。
ケーブルでの音の変化は元が素性の判らないものからだとはっきり判りますね
べルデンはシールドがみっちりなので寒い時期巻くのが大変です。
ノイトリックのXLRコネクターもいろいろ種類があって大変です。
金メッキ、ロジュームメッキの物を使っています。
投稿: 7N4WPY | 2008年2月17日 (日曜日) 16時51分
WPYさん
そうですね。今回は改めてケーブルでの違いが良く分かりました。自分の耳が購入時よりも鍛えられたことが違いを感じる一番の理由だと思います。
ケーブルは基本的には太くて硬くて重たいモノがいいですね。ベルデンの8412はチト硬いのですが、音のバランスが良くなるので元には戻せません。
コネクターは金メッキとベリクロームメッキ製を使うことにしました。マイク回りは非常に微小な信号を扱うので、他のラインレベルより良いモノを使った時の改善効果が期待できるのではないかと思って奮発したけど効果あるかな?
投稿: JI1ANI 福井 | 2008年2月17日 (日曜日) 19時22分