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2008年2月16日 (土曜日)

Beyer マイクトランス

CQ誌で製作記事が紹介されたベイヤーのマイクトランスを使ったマイクアンプは僕にとって大変興味がある記事でした。
記事が掲載されて半年くらい後でしょうか?ご本人が紹介されたマイクアンプを使って交信されているのを大変良い状態でワッチする機会がありました。

Beyer_trbv351_2 一言でいえは音の間の無音部分にとても深みのある音質だったので強烈に耳に残りました。
そのうち・・・・と思ったのですが、なんせ数十年前の絶版マイクトランス。簡単に入手できるモノでもありません。
多分、あるところにはデットストックされているようには想像できるものの、その「あるところ」が見つからなかったのです。

最近は、そのころよりも少し知恵が付いたので「ありそうなところ」が少し分かりかけてきましたが、まぁ、そんなわけで僕の中では「入手不可能」でした。

ひょんなことから、そのベイヤーのマイクトランスを使ったマイクアンプを入手することができました。マイクトランスはTR/BV 352-020を使っています。
ベイヤーのマイクトランスのカタログはココにありました。これ探すの、とっても苦労した。
久しぶりに各種サーチエンジンの違いをお勉強しちゃいました。

このカタログさえあれば、トランスの意味不明の数字の羅列が意味あるものになります。わかれば簡単というヤツ(笑)。
今から考えれば、別に絶版ベイヤーでなくても現行のジェンセンとか、色々ありますね。確かにベイヤーはベイヤーの音があるのでしょうけどね。

入手したマイクアンプはCQ誌の記事を参考にして製作されたものですが、音は記憶の中にある音と同じ。
でも残念ながらマイクアンプは無線機のマイク端子接続用として設計されているため、僕の機材に接続するとレベルが低くてどうにもなりません。
マイク端子に接続して少しモニターしましたが、やはりいつもの機材を接続して運用するためにはラインレベルにしてあげる必要があります。

だいたい40db程度増幅してあげればラインレベルになります。
本来はディスクリートでしっかりとしたアンプを入れるべきなんでしょうけど、それなりのレベルの信号を引き上げてあげるだけなのでオペアンプを使うことにしました。

現在のケースは必要最低限のサイズで、電源も内蔵されていません。無理すれば内蔵できるかもしれませんが、詰め込むとトランス同士が結合してロクなことになりません。

この際ケースも見栄えのするもの、できればラックに他の機材と一緒に納まるように1Uタイプにしたい。
ケースは大きいから電源も内蔵して、最初は1回路だけ、将来的にはもう一つマイクプリアンプを内蔵して2回路にしたい。
それにできれば出力は1回路にして切り換えたいなぁ~って感じで検討&収集はじめています。

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コメント

こんにちは、ベイヤーのマイクトランスいいですね
ベイヤーのマイクも好きですがトランスもいいです。
無線用ではなくて、仕事用にマイク、ライントランスを集めていますが
なかなか面白いです。

投稿: 7N4WPY | 2008年2月17日 (日曜日) 16時52分

WPYさん
こんにちは。
トランス式は初めてですので比較ができないのですが、多分会社ごとに色々と違うのではないかと想像できます。
今までQSOした方で数局気になった変調の方がいらっしゃるのですが、多分トランス式のマイクプリをお使いだったのでは?と想像しています。

投稿: JI1ANI 福井 | 2008年2月17日 (日曜日) 18時59分

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