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2008年2月21日 (木曜日)

ノイズ対策

昨年転居してから半年、アンテナ関係を環境に併せて少しずつ進化(?)させて、自分なりに現在の環境としては納得できるレベルに近づいて来た感じがあります。
特に年末~年始の給電点回りのマッチングボックスやバランの導入で、自分としては結構良いレベルになったと感じています。

それまでは「いつもノイズ」があるような状況で、ノイズを見分けようにも(聞き分けよう)何がなんだか分からない・・・という感じでした。
給電点回りの変更により、ノイズのフロアレベルが下がった関係で、大分ノイズが聞き分けられるようになりました。

ワッチしていても「あ、隣の部屋の湯沸器だ」とか、「おおっ、下の部屋のエアコンが作動した」という具合に、ノイズと原因が関連づけられるようになりました。
もちろん、これは半年程度経過して、ノイズの発生状況と回りの状況を関連づけることができる様になってきた・・・というわけで、ノイズ「だけ」では分かりません。

もちろん、今でもえたいの知れないビートやノイズはありますが、まぁ、なんとか我慢のできるレベルになってきました。
というのも、ノイズと言ってもS3程度だったり、発生する時間が短くて四六時中ノイズがでているわけではありません。
湯沸器のノイズも給湯時にのみ発生するノイズで、電源on時に常時ノイズが発生するわけではありません。

で、どうしても我慢できないノイズが一つあります。

3.5~430MhzまでオールバンドでS9、酷いときには+10db(430MhzではS3程度)で埋めつくすパルス性のノイズです。しかも出る時は数日間連続で出っぱなしです。
出ない時は一週間くらいでませんが、感覚としては・・・まぁ、半分以上はノイズがでている感じですかね・・・。

幸い、7800の良く効くノイズブランカーのお蔭で、NBを最強に設定すれば、ノイズは消すことはできます。
でも、その状態では受信音は歪むし、弱い信号は聞こえないし、近くでちょっと強い信号が聞こえるとノイズブランカーがパカパカしちゃって無線を楽しむことはできません。
そのノイズはこんな感じで聞こえます。


7800のUSB3khz幅で録音・信号強度はS9+10db。最初の10秒はAGC OFF、次の10秒はAGC ON、最後はAGC ON状態でNBを最強の状態でON

昨年末から本格的にノイズ源を探そうと思って、ノイズ観測日記を付けました。
2週間もすると、次のような特徴がわかりました。

1.気温は高め(日中)の時に発生することが多い
2.雨の日は発生しないことが多い
3.風がある日はノイズ強度がフラフラと変動することが多い
4.曜日や時間に明確な規則性はない
5.発生時間は午後になると発生することが多く、深夜~明け方に止まることが多い
6.ノイズは連続パルスだがパルス間隔が日によって異なる
7.ノイズ強度も日・時間などで変化するが強い時はS9+弱い時ではS5程度

上記の特徴から、タイマーなどによる機械的なON/OFF制御ではないことがわかります。また、人間が操作している機械から発生するようにも思えません。一般的な人の生活リズムとは関連性が薄いからです。
また、3の観測結果から、風が吹くとなんらかの形で変動する部分が関連していることが想像できます。
風が吹くと揺れて、電気と関連あるもの・・・。

そりゃ、電柱の電線ですわ。
もちろん、電柱から家屋への引き込み線かも知れませんけど、風が当たる屋外の電線の可能性が高いですよね?
ということでノイズ観測は中止して、今度はフォックスハンティングです。

最初は2mの2エレを購入して・・・なんて思ったのですが、本当のフォックスハンティングではビームアンテナよりも近接した時のアッテネート具合が勝負だった(7エレの僕は最下位、ラバーアンテナにアッテネーターのヤツが優勝)ことを思い出してFT817に「ブタの尻尾」と呼ばれるラバーアンテナでノイズ源探しをすることにしました。

ノイズはオールバンドで発生していますが、バンドがガラガラで他の信号とノイズを判別しやすい50メガでノイズ源を探すことにしました。
50メガでも使える全長15cm程度のラバーアンテナは短縮率も高く、50メガでは感度もそれなり・・・です。
高感度だと、どこでもS9になってしまいますから、今回は感度が低いことがポイントです。

充電したFT817にラバーアンテナを接続して自宅のあるブロックの周囲の道路を一周してもノイズ源は発見できず。
気を取り直して、次はFT817を電柱にベタッてくっつけて、電柱ごとに測定していくと、S5程度の電柱が3本、S9の電柱が1本見つかりました。
(この調査をやっている姿は十分に挙動不審の怪しいオヤジです。調査にあたっては周囲に注意を払いながら実施しました。)

4本の電柱は全部隣同士ですから、S9の電柱が発生源でノイズが電線を伝わって近隣の電柱に拡がっているのでは?と推測しました。
4本の電柱の配線をみると6600Vの高圧線で二重絶縁碍子がある電柱はS9のノイズが受信できる電柱とS5で受信できる電柱の2本だけ。
このことから、原因はS9でノイズを受信できる電柱が、電力線ノイズの基本(?)発生パターンどおりに、碍子の連結部分に酸化皮膜が形成されてノイズが発生していると推測しました。
風で電線が揺れると碍子の連結部分が微妙に動いてノイズも変動・・・するんじゃないでしょうか?原理的にはありそうです。

つづく・・・。

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