ノイズ対策 その4
さて、ノイズ調査日の朝、出勤前にノイズを確認すると「シ~~~~~ン」
ゲゲッ!
昨晩まで一週間連続でノイズがでていたのに、なぜっ今日になって止まるのぉ~~~
初めて「ノイズ出ろ~」と祈りつつ仕事へ。
お昼過ぎに携帯が鳴った。
「もしもし、東京電力のBですが・・・」
僕「あ、どうも」(あ~「ノイズはアリマセン」か・・・なぁ ドキドキ)
B氏「先程調査が終わりまして、その結果のご報告です。やはりご指摘いただいた電柱からパルスがでていました。近隣の電柱も調査しましたが、パルスは確認できませんでした。」
僕「確認できましたか? そうですか・・・」(やったぁ~~~~~!)
B氏「はい。パルスの発生でご迷惑をおかけしました。それで、今後ですが、問題の場所をテープなどを使って改修することになります。」
僕「そうですか。テープで補修ということは、やはり碍子ですか?」
※テープとは導電性の補修材で、電位の異なる部分をテープを張って導電性を高め、電位差を無くして放電(ノイズ)の発生を止める原理のようです。
B氏「原因は特定できていませんが、改修時に原因を特定し、原因に応じて適切に対処してパルスが発生しないようにします。」
僕「わかりました。工事はいつごろになりますか?」
B氏「来週には工事が行えます。現在工事予定が詰まっておりまして、すぐに改修工事が行えず、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。」
僕「いえいえ、それでは来週末迄には工事が終わると思っていれば良いですね」
B氏「はい。ご迷惑をおかけしているところ、お待たせすることになり、大変申し訳ありません。」
僕「お気になさらずに。ノイズをしっかりと止めてください。」
B氏「・・・・。それでは工事が終わりましたら、またご連絡致しますので、ご確認をお願いいたします。」
僕「よろしくお願いします。」
ということで、待つこと約一週間、再びB氏より「工事完了」との連絡がありました。
自宅に戻って着替えもソコソコに無線機のスイッチオン。
「サァ~~~~~」
し、静かです。
あの、忌ま忌ましいノイズは出ていません。もっとも、今までも数日間はノイズが消えたこともありますので、改修が上手くいったのかは暫く観察が必要です。
でも、ここのことろは連日ノイズが発生していましたし、今日もノイズ発生の条件はかなり整っているのにノイズはでていません。
なお、ノイズの調査はお昼過ぎに行ったそうです。
僕が調査日の朝、ノイズが出ていなかったので調査してもノイズが確認できないことを心配していたと伝えると、B氏は「あ~、こういったノイズは温かくなって温まると出ることが多いですらねぇ・・・」と余裕のお答え。さすが、慣れていらっしゃる。
というわけで、その後数日、経過をみていますがノイズは確認できません。どうやら我慢できないノイズは消えた・・・・みたいです。
この記事は夜に書いていますが、14メガのSSBを聞いてもノイズは7800のプリアンプ1を入れた状態でS1程度、プリアンプ2にしてS5弱。
ベランダアンテナが短縮のマイナスゲインアンテナですから、以前のQTHとは比較できませんが、HF-5Bの14メガのゲインを3dbとして、当時はプリアンプ1でノイズでS4-5振っていました。
S1が3db程度と換算すると、アンテナのマイナスゲイン分だけ、ここはノイズが増えているようですが、回りの環境を考えれば十分なレベルではないかと思います。
ということで、今回のノイズ対策はノイズが止まり、無事終了となりました。対応いただいた電力会社の方の対応は想像以上に良かったです。
この記事が皆さんのお役に立てばと思います。なお、電力会社に連絡する前に、ノイズの説明を十分に練習されてから、連絡されることをオススメします。
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