HeilのFin
Heilの新作FinはCQ誌5月号でも紹介されていて、興味を持っている方も多いのではないかと思います。私もHeilのPR-40を愛用しており、Heilの新作でマイクエレメントも新しいとのことですから、とても興味を持っていました。
外見はヘリテイジに似ていますが、ヘリテイジのような復刻ではなく、より、モダンな感じがします。
マイクエレメントは 1 1/18" aluminum low mass voice coil assemblyということでPR-20に似ているとのことですが、軽いアルミコイルを使ってモーメントを減らしたレスポンスの良さが特徴なんでしょうね。
周波数特性も60 Hz - 18kHz で4Khzにピークを持っていて、ヌケが良さそうな感じ・・・・。
どんな感じだろう・・・・って思っていましたが、今日Finをテストしている局と交信できました。
ラッキー!!
18メガでBW0IR局がFBに聞こえており、コールすれと中々応答が無い状態でしたが、スコープをみていると少し上で誰かがでている模様。
CQ出しているのはJG1XLV、荒井さんでした。荒井さんはCQ誌でも何回も紹介されているようにコリンズ愛好家としても有名ですが、マイクのコレクションでも有名です。
荒井さんのHPでは沢山のマイクを見ることができます。
コールすると応答がありました。59-57でのQSOでしたが、なんとHeil Finを入手されてテスト中とのこと。
僕もHeilのPR-40を使っていることからマイク談義となりました。
Finは低域のもたつきがなくて、音の収まりが良いし、4Khzにピークがあるためか、ヌケもバッチリ。
音の傾向としてSENNHEIZER MD421の傾向ですが、Finは全体的に柔らかくてふくよかな感じで、僕の好みでした。
いいですねぇ・・・。でもやはりマイクブームが垂れ下がりそうに「重い」とのこと。クロームメッキで綺麗だけど、見るからに重そうだからなぁ。
Finはダイナミックマイクだけど、ファンタム電源を供給することでマイクのフィンの中に仕込んだブルーLEDが光るようになっているとのこと。
なるほどぉ~。どうやらFinはBobらしい遊び心があるマイクに仕上がっているようです。Fin中々ソソります。
う~ん、欲しいものリスト入りですね。
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